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【通貨】外為サマリー:一時1ドル110円40銭台に下落、中国景気減速懸念など警戒

 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=110円57銭前後と前日午後5時時点に比べ70銭強の大幅なドル安・円高で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、米トランプ政権とトルコのエルドアン政権の対立激化や、中国景気減速懸念への警戒感などから、投資家に再びリスク回避の姿勢が強まり、安全資産とされる円が買われドルが売られた。また、米株安や米長期金利の低下もドル売り・円買いの材料となった。ドルは一時110円43銭まで下落場面があった。

 この日の東京市場に移ってからは午前9時過ぎに一時110円47銭まで下落。前日のニューヨーク市場の安値を意識する展開となっている。日経平均株価は一時300円を超す下落となる場面もあり、今後の中国市場の動向などが注視されている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1344ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=125円43銭前後と同70銭強のユーロ安・円高で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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