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【市況】個別銘柄戦略:沢井薬やNSSOLに注目

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

15日の米国市場では、NYダウが137.51ドル安の25162.41、ナスダック総合指数が96.78pt安の7774.12、シカゴ日経225先物は大阪日中取引比180円安の22200円。本日早朝の110円台後半と、前日大引け時点に比べ円高に振れている。本日は貿易戦争拡大への懸念と、これを背景とした円高がマイナス材料となり、電子部品をはじめとする輸出関連株や化学、非鉄など素材株の下落が予想されるほか、原油先物相場の大幅安から石油や商社株も売りが優勢となろう。トルコリラ不安以降、新興国通貨の動向に投資家の関心が向かいやすくなっている。取引時間中に新興国通貨の下落が目立つようだと、先物や自動車株に売りが出やすくなろう。ただ、株価下落による配当妙味の増大などから大型のバリュー銘柄には押し目買いが予想されるほか、中リスクとされるREITにも買いが向かう可能性がある。強気の投資判断や目標株価の引き上げのあったUTグループ<2146>、NSSOL<2327>、アウトソーシング<2427>、日油<4403>、沢井薬<4555>、日電硝<5214>、日立金<5486>、住友電<5802>、ミネベア<6479>、アルプス<6770>、キーエンス<6861>、オリンパス<7733>、朝日インテック<7747>などに注目。
《US》

 提供:フィスコ

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