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【材料】フルキャストHDは大幅反発、18年12月期業績および配当予想を上方修正

フルキャスト <日足> 「株探」多機能チャートより
 フルキャストホールディングス<4848>が大幅反発している。前週末10日の取引終了後、18年12月期の連結業績予想について、売上高を370億円から377億8000万円(前期比17.8%増)へ、営業利益を50億円から56億2000万円(同27.0%増)へ、純利益を31億8500万円から38億1900万円(同27.6%増)へ上方修正したことが好感されている。

 足もとで、顧客企業の採用状況が逼迫し、短期人材ニーズが想定を上回って推移し、これが第3四半期以降も継続すると見込まれることに加えて、同社グループがこれに対応できる人材供給力を確保できると判断したためという。

 また、業績予想の修正に伴い、従来14円を予定していた期末配当を2円増額して16円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されている。年間配当は30円(従来予想28円)となり、前期の26円に対しては4円の増配となる予定だ。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高183億5400万円(前年同期比19.2%増)、営業利益27億4900万円(同29.2%増)、純利益18億6900万円(同21.1%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年08月13日 09時42分

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