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【材料】関電化が一時13%高、原材料価格が想定下回り19年3月期業績予想を上方修正

関電化 <日足> 「株探」多機能チャートより
 関東電化工業<4047>が急反発して一時、前週末比137円(12.9%)高の1200円に買われている。前週末10日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、営業利益を82億円から90億円(前期比0.5%減)へ、純利益を56億円から62億円(同1.4%増)へ上方修正したことが好感されている。

 精密化学品事業部門で電池材料の売上高が計画を下回っている一方、半導体・液晶用特殊ガス類の売上高が堅調に推移しているため、売上高は567億円(同10.5%増)の従来予想を据え置いたが、原材料単価が想定を下回っていることが利益を押し上げるとしている。

 なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高132億2500万円(前年同期比14.9%増)、営業利益26億7200万円(同10.9%増)、純利益19億7200万円(同16.1%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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