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2018年08月13日05時20分

【注目】前週末10日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

ハピネット <日足> 「株探」多機能チャートより

■ハピネット <7552>  1,826円 (+295円、+19.3%)

 東証1部の上昇率トップ。ハピネット <7552> が続急騰。玩具の卸大手で「ニンテンドースイッチ」の好調が収益に大きく貢献している。同社が9日取引終了後に発表した19年3月期の第1四半期(4-6月)連結決算は、売上高が472億4900万円(前年同期比34.4%増)と急増、営業利益は7億6700万円(同70.8%増)、さらに最終利益は4億3500万円(同2.5倍)と高変化を示した。これを好感する形で高水準の投資資金を引き寄せている。

■ヨータイ <5357>  931円 (+150円、+19.2%) ストップ高

 ヨータイ <5357> がストップ高。9日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.4倍の12.9億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。世界景気の回復を背景に主要顧客である鉄鋼メーカーやセラミックス関連などの需要が旺盛で、耐火物の販売が大きく伸びたことが寄与。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の25億円→37億円に48.0%上方修正。従来の31.7%減益予想から一転して1.0%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。前日終値ベースの予想PERが10.1倍→6.6倍に急低下し、割安感がさらに強まったことも支援材料となった。

■品川リフラ <5351>  4,930円 (+700円、+16.6%) ストップ高

 東証1部の上昇率3位。品川リフラクトリーズ <5351> がストップ高。9日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比58.7%増の25.5億円に拡大して着地したことが買い材料視された。耐火物の販売数量が増加したうえ、原料価格上昇に伴う値上げ効果なども寄与し、14.1%の増収を達成した。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の75億円→86億円に14.7%上方修正。増益率が18.6%増→36.0%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

■ノーリツ鋼機 <7744>  2,421円 (+340円、+16.3%)

 東証1部の上昇率4位。ノーリツ鋼機 <7744> が続急騰。9日大引け後に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結営業利益が前年同期比31.0%増の13.9億円に伸びて着地したことが買い材料視された。シニア向け雑誌の通信販売が堅調だったうえ、少額短期保険事業を手掛ける連結子会社の増加が寄与し、シニア・ライフ部門の収益が拡大したことが寄与。主力のペン先部材、医療関連のヘルスケア部門が伸長したことも増益に貢献した。上期計画の12億円をすでに16.0%も上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■キョウデン <6881>  636円 (+89円、+16.3%)

 キョウデン <6881> [東証2]が急騰、約12年ぶりの高値圏に浮上した。プリント基板が自動車向けなどを中心に絶好調で収益を押し上げている。9日取引終了後に発表した19年3月期の第1四半期(4-6月)連結営業利益が11億2800万円(同73.3%増)と急増、これをポジティブ視する買いが集中した。

■河合楽 <7952>  5,450円 (+700円、+14.7%) ストップ高

 東証1部の上昇率5位。河合楽器製作所 <7952> がストップ高。9日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.2倍の6.7億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。主力のピアノは中国などで販売が伸び、高付加価値品「Shigeru Kawai」は国内を中心に伸長した。また、デジタルピアノは欧州、国内、中国で昨年刷新した最上位モデルの「CAシリーズ」の販売が好調だった。前期業績が拡大した半導体関連部品や自動車の内装部品を製造する素材加工事業は減益に転じたものの、楽器教育事業の収益拡大で吸収し、大幅増益を達成した。

■荏原 <6361>  3,720円 (+415円、+12.6%)

 東証1部の上昇率8位。荏原 <6361> が続急騰。同社は8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。「4-6月期(2Q)経常は53倍増益」が好感された。18年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は141億円となり、通期計画の360億円に対する進捗率は39.4%となった。

■USENHD <9418>  1,473円 (+154円、+11.7%)

 USEN-NEXT HOLDINGS <9418> が続急騰。同社は8月9日大引け後(16:00)に決算を発表。18年8月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比13倍の44.7億円に急拡大したことが好感された。

■東洋エンジ <6330>  833円 (+86円、+11.5%)

 東洋エンジニアリング <6330> が続急騰。10日前引け後に発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高787億1800万円(前年同期比9.9%減)、営業利益19億円(同3.2倍)、純利益13億8700万円(同31.6%増)と大幅営業増益となったことが好感された。完成工事高は減少したものの、事業構造の変革など再生計画に取り組んでいることが奏功し、販管費が削減したことが寄与した。なお、19年3月期通期業績予想は、売上高3000億円(前期比10.6%減)、営業利益20億円(前期329億5100万円の赤字)、純利益10億円(同268億4600万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。

■タチエス <7239>  1,987円 (+196円、+10.9%)

 自動車シート大手のタチエス <7239> が急反騰。9日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比60.6%増の31億円に拡大して着地したことが買い材料視された。中国で既存受注車種の販売が大きく伸びたことが寄与。収益改善活動の効果が現れた中南米で営業損益が好転したことも大幅増益に貢献した。上期計画の46億円に対する進捗率は67.6%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■平和 <6412>  2,790円 (+261円、+10.3%)

 平和 <6412> が続急騰。同社は8月9日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の122億円に急拡大し、通期計画の263億円に対する進捗率は46.5%に達し、5年平均の35.7%も上回ったことが好感された。

■オロ <3983>  4,310円 (+395円、+10.1%)

 オロ <3983> が急反騰。同社はERPパッケージソフトウエアの提供・保守や、クラウドを活用したマーケティング支援を手掛ける。同社は10日の午前10時に決算発表を行い第2四半期(1-6月)累計の連結売上高は前年同期比37%増の25億円4300万円、営業利益は同84%増の6億7300万円だった。ERPのビジネスソリューション事業などが好調だった。18年12月期の予想連結営業利益9億1800万円に対する進捗率は73%に達し、業績の増額期待が膨らんでいる。

■ニプロ <8086>  1,464円 (+119円、+8.9%)

 ニプロ <8086> が6日ぶり急反発。9日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比27.4%増の79.5億円に伸びて着地したことが買い材料視された。透析関連製品などの販売が好調だった医療関連事業の収益が拡大したことが寄与。薬価改定の影響や研究開発費などのコスト増加を吸収し、大幅増益を達成した。上期計画の82億円に対する進捗率は97.0%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■ロート製薬 <4527>  3,465円 (+265円、+8.3%)

 ロート製薬 <4527> が続急伸。9日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比47.1%増の52.9億円に拡大して着地したことが買い材料視された。国内で高機能眼科用薬やスキンケア関連品の高付加価値品、日やけ止めの新製品などが好調だったほか、インバウンド需要も売り上げを押し上げた。海外では中国の売り上げの回復傾向が継続したうえ、米国やヨーロッパも2ケタ増収を達成した。新規分野への先行投資がかさんだものの、増収効果や販管費の抑制で吸収した。

※10日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
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