【市況】10日の株式相場見通し=お盆休み前で持ち高調整の動き、日米新貿易協議の内容を注視
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
9日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比74.52ドル安の2万5509.23ドルと続落した。金融株などが安くNYダウは軟調に推移した。ただ、主力ハイテク株は高くナスダック指数は最高値に接近した。米長期金利の低下を受けJPモルガン・チェースやシティグループが安い。原油安を受け、エクソン・モービルやシェブロンも値を下げた。アプライド・マテリアルズなど半導体株も軟調。テスラも値を下げた。一方、アップルが高く、アマゾン・ドット・コムが連日の上場来高値を更新。ディズニーやナイキが高く、マクドナルドが上昇した。ナスダック総合株価指数は、前日比3.456ポイント高の7891.782と8日続伸した。
日程面では、4~6月期のGDP速報値、7月の企業物価指数、6月の第3次産業活動指数、8月のオプションSQ算出に注目。海外では、米7月の消費者物価指数、米7月の財政収支、英4~6月期のGDPが焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)