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【材料】<動意株・1日>(前引け)=アドウェイズ、旭有機材、東武ストア

アドウェイズ <日足> 「株探」多機能チャートより
 アドウェイズ<2489>=ストップ高カイ気配。同社が7月31日取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高114億4300万円(前年同期比7.0%増)、営業利益4億1100万円(同2.5倍)、最終利益1億9300万円(前年同期5400万円の赤字)と大幅営業増益となったことが好感されている。スマートフォン向け広告で、既存の国内広告サービスが伸長したことに加えて、昨年5月にリリースした「UNICORN」が堅調に売り上げを伸ばしていることが業績を牽引した。またPC向け広告で、金融関連の広告取引が堅調に推移するとともに、スマートフォンブラウザを介したweb売上高が増加したことも寄与した。

 旭有機材<4216>=急騰。同社は7月31日取引終了後、19年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を550億円から575億円(前期比14.6%増)へ、営業利益を35億円から39億円(同16.0%増)へ、最終利益を32億円から38億円(同36.4%増)へそれぞれ大幅に増額した。これが集中的な人気を誘う格好となった。同社は塩ビバルブで独占的なシェアを有している。管材・樹脂製品共に半導体・液晶向けの製品の出荷が堅調に推移したことに加え、国内自動車や建設機械分野の生産が好調で会社側想定を上回る。

 東武ストア<8274>=急反発。東武鉄道<9001>が7月31日の取引終了後、持ち分法適用関連会社である東武ストアに対して、完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格3939円を意識した動きとなっている。今回のTOBは、経営資源を互いに有効活用することで、グループ経営の推進による流通事業全体の競争力の向上や、グループ経営の強化を図るのが狙い。買付予定数は447万5527株(下限236万4600株、上限設定なし)で、買付期間は8月1日から9月11日まで。TOB成立後、東武ストアは所定の手続きを経て上場廃止となる予定だ。なお、これを受けて東京証券取引所は、東武ストア株式を7月31日から監理銘柄(確認中)に指定している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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