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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:IXナレッジが急騰、アストマックスは大幅反発


<4584> GTS 842 +34
大幅に4日ぶり反発。信州大学との共同研究グループによる「受容体調整タンパク質に対する抗体による難治性疾患治療用抗体医薬品の開発」に関する研究が、公益財団法人北海道科学技術総合振興センターが募集する「札幌ライフサイエンス産業活性化事業 事業化支援補助金」に採択されたと発表。また、中国当局から法律法規違反行為を通告された長春長生生物科技有限責任公司との共同事業化提携を解消する方針を決定。

<2693> YKT 466 -18
買い先行もマイナス転換。18年12月期第2四半期累計の営業利益を従来予想の1.70億円から1.83億円(前期実績0.96億円)に引き上げている。海外市場でのスマートフォンや自動車関連を中心とした旺盛な設備投資需要により、電子機器販売が当初計画を上回る水準で推移。通期予想(前期比113.1%増の3.70億円)は、米中貿易摩擦問題の悪影響が懸念され、受注動向に不確定な要素があるとして据え置いた。

<8914> エリアリンク 3370 +215
大幅続伸。18年12月期第2四半期累計の営業利益を前年同期比17.2%増の14.94億円と発表している。不動産運用サービス事業で、りそな銀行と共同でストレージのみを投資対象とした私募ファンド「合同会社ハローストレージプレミアム」を設立し、土地付きストレージ3物件を売却するなどしたことが奏功、利益が拡大した。通期予想は前期比26.1%増の30.00億円で据え置いた。進捗率は49.8%。

<9753> IXナレッジ 918 +94
急騰。15万株(1.50億円)を上限に自社株買いを実施する。取得期間は7月30日から12月20日まで。また、19年3月期第1四半期の営業利益を前年同期比42.3%増の1.54億円と発表。大手通信事業者向けのシステム検証案件が堅調に推移したほか、大手飲料事業者向けシステム再構築案件や大手重工業メーカー向け開発案件を受注し、利益が拡大。通期予想は前期比7.7%増の7.00億円で据え置いた。

<7477> ムラキ 1576 +126
急伸。19年3月期第1四半期の営業利益を前年同期比91.7%増の0.31億円と発表。カーケア関連商品で季節商品のエアコン関連が前年を上回った。また、JXTGホールディングス<5020>の経営統合で市況が安定し、サービスステーション(SS)店頭空間の変革を目指す「快適新空間」に関連する実績も出てきたという。通期予想は前期比236.7%増の0.91億円で据え置いた。進捗率は34.1%。

<7162> アストマックス 380 +33
大幅反発。19年3月期第1四半期の営業利益を前年同期比116.3%増の0.82億円と発表している。公募の投資信託に係る広告宣伝費の減少や情報端末等の利用見直しによるコスト削減などが寄与し、アセット・マネジメント事業やディーリング事業のセグメント利益が伸長した。正式な決算は31日に開示する予定。通期予想は、業績が経済情勢や市場環境によって大きな影響を受けるとして開示していない。

《HT》

 提供:フィスコ

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