【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 野村、サイバー、野村総研　(7月26日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月25日から26日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＬＩＦＵＬＬ <2120>
　18年9月期の連結最終利益を従来予想の34.7億円→28億円に19.5％下方修正した。

▲No.3　野村 <8604>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比82.4％減の136億円に大きく落ち込んだ。

▲No.4　日ガス <8174>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比29.2％減の15.8億円に減り、4-9月期(上期)計画の23億円に対する進捗率は5年平均の115.7％を下回る68.9％にとどまった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2120> ＬＩＦＵＬＬ 　東１　　 -8.29 　　7/26　　　3Q　　　　　－
<6200> インソース 　　東１　　 -7.69 　　7/26　　　3Q　　　 58.76
<8604> 野村 　　　　　東１　　 -5.94 　　7/26　　　1Q　　　-82.38
<8174> 日ガス 　　　　東１　　 -5.64 　　7/26　　　1Q　　　-29.24
<5344> ＭＡＲＵＷＡ 　東１　　 -5.34 　　7/26　　　1Q　　　 36.20

<2359> コア 　　　　　東１　　 -4.99 　　7/26　　　1Q　　　-20.18
<4212> 積水樹 　　　　東１　　 -4.90 　　7/26　　　1Q　　　 -9.55
<7976> 菱鉛筆 　　　　東１　　 -4.43 　　7/26　　上期　　　-26.19
<4286> レッグス 　　　東１　　 -4.37 　　7/26　　上期　　　125.53
<8165> 千趣会 　　　　東１　　 -3.63 　　7/26　　上期　　　　赤拡

<4751> サイバー 　　　東１　　 -3.52 　　7/26　　　3Q　　　 29.49
<1967> ヤマト 　　　　東１　　 -2.99 　　7/26　　　1Q　　　-15.30
<8692> だいこう 　　　東１　　 -2.72 　　7/26　　　1Q　　　-81.56
<4307> 野村総研 　　　東１　　 -2.11 　　7/26　　　1Q　　　 12.27
<6967> 新光電工 　　　東１　　 -1.66 　　7/26　　　1Q　　　312.62

<4517> ビオフェル 　　東１　　 -1.43 　　7/26　　　1Q　　　 -1.31
<7276> 小糸製 　　　　東１　　 -1.35 　　7/26　　　1Q　　　 -4.20
<9731> 白洋舎 　　　　東１　　 -1.26 　　7/26　　上期　　　-22.32
<8864> 空港施設 　　　東１　　 -0.80 　　7/26　　　1Q　　　 -5.03

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース