【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 杉村倉、ＮＦ回路、セプテニＨＤ　(7月26日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月25日から26日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　セプテニＨＤ <4293>
　18年9月期の連結最終利益を従来予想の12億円→7.2億円(前期は22.1億円)に40.2％下方修正し、減益率が45.5％減→67.4％減に拡大する見通しとなった。

▲No.2　愛光電気 <9909>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比16.1％減の2600万円に減り、通期計画の2億5000万円に対する進捗率は10.4％にとどまり、5年平均の23.0％も下回った。

▲No.3　Ｓシャワー <4838>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比79.9％減の4200万円に大きく落ち込み、4-9月期(上期)計画の2億1700万円に対する進捗率は19.4％にとどまり、5年平均の25.9％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4293> セプテニＨＤ 　ＪＱ 　 -21.58 　　7/26　　　3Q　　　-22.22
<9909> 愛光電気 　　　ＪＱ 　 -17.24 　　7/26　　　1Q　　　-16.13
<4838> Ｓシャワー 　　ＪＱ　　 -7.82 　　7/26　　　1Q　　　-79.90
<4291> ＪＩＥＣ 　　　東２　　 -7.61 　　7/26　　　1Q　　　-26.81
<4366> ダイトーケミ 　東２　　 -5.45 　　7/26　　　1Q　　　-43.14

<6864> ＮＦ回路 　　　ＪＱ　　 -4.57 　　7/26　　　1Q　　　　黒転
<2714> プラマテルズ 　ＪＱ　　 -3.51 　　7/26　　　1Q　　　　4.50
<6659> メディアＬ 　　ＪＱ　　 -2.86 　　7/26　　　1Q　　　　赤縮
<1775> Ｅ＆Ｃ 　　　　東２　　 -2.60 　　7/26　　　1Q　　　　赤転
<9307> 杉村倉 　　　　東２　　 -2.42 　　7/26　　　1Q　　　 17.36

<6946> 日本アビオ 　　東２　　 -2.36 　　7/26　　　1Q　　　　赤拡
<7551> ウェッズ 　　　ＪＱ　　 -1.34 　　7/26　　　1Q　　　-45.10
<9818> 大丸エナ 　　　東２　　 -0.39 　　7/26　　　1Q　　　　4.33
<9708> 帝ホテル 　　　東２　　 -0.15 　　7/26　　　1Q　　　　7.49
<7177> ＧＭＯ－ＦＨ 　ＪＱ　　 -0.11 　　7/26　　上期　　　　　－

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース