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【注目】前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

日本トリム <日足> 「株探」多機能チャートより

■DMS <9782>  1,604円 (+300円、+23.0%) ストップ高

 ディーエムエス <9782> [JQ]がストップ高。25日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比65.0%増の3.3億円に拡大して着地したことが買い材料視された。ダイレクトメールやネット通販出荷代行、販促キャンペーン商品送付の取扱量が大きく伸びたことが寄与。業務効率化による労務費の抑制も大幅増益に貢献した。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の11.2億円→12.4億円に10.5%上方修正。増益率が1.5%増→12.2%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■夢展望 <3185>  963円 (+150円、+18.5%) ストップ高

 夢展望 <3185> [東証M]がストップ高に買われた。若年層の女性を対象とした衣料品をネットを通じ販売している。業績は17年3月期まで赤字体質が続いていたが、M&A戦略を推し進めるRIZAPグループ <2928> [札証A]の傘下に入り、回復トレンドに入っている。昨年12月よりメルカリ <4385> [東証M]のライブ配信機能「メルカリチャンネル」で商品販売を開始。また、同じRIZAP傘下で雑貨小売りを展開するパスポート <7577> [JQ]のeコマース業務を受託するなど業績改善への布石が進んでいる。

■日本トリム <6788>  5,820円 (+760円、+15.0%)

 東証1部の上昇率トップ。日本トリム <6788> が急反騰。同社は25日取引終了後に、19年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。営業利益は8億1200万円(前年同期比18.2%増)となり、上半期計画10億9000万円に対する進捗率は74.5%に達した。売上高は42億3400万円(同16.9%増)で着地。整水器の6月売上高が過去最高となるなど、主力のウォーターヘルスケア事業が伸びたことなどが寄与した。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■富士ソSB <6188>  899円 (+116円、+14.8%)

 富士ソフトサービスビューロ <6188> [JQ]が続急騰。25日大引け後、19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の4億4000万円→5億5500万円に26.1%上方修正。従来の0.5%減益予想から一転して25.6%増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。新規スポット案件の稼働率が想定を上回るうえ、BPO業務における生産性向上なども利益を押し上げる。人件費や投資費用などの増加を吸収し、大幅増益を達成する見込みとなった。

■メディアS <4824>  779円 (+100円、+14.7%) ストップ高

 メディアシーク <4824> [東証M]が続急騰。売買代金も増勢顕著で短期筋を中心に物色人気が盛り上がっている。企業向けシステム開発のほか、スマートフォン向けアプリにも展開、スマホ向けアプリのダウンロード数は着実な伸びをみせている。人件費や開発投資負担などが損益を悪化させており、18年7月期営業損益は1億8900万円の赤字と赤字幅が拡大する見込み。ただ、足もとの業績悪は4月下旬以降の株価下落で織り込んでおり、来期以降の回復を期待する動きに変わってきた。イスラエルを拠点に展開するブレインテクノロジーの専門家集団マインドリフト社と提携しており、注力するブレインテック関連事業に期待が集まっている。

■OBC <4733>  9,670円 (+1,130円、+13.2%)

 東証1部の上昇率2位。オービックビジネスコンサルタント <4733> が続急騰し、連日で年初来高値を更新した。25日後場(14時30分)に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の最終利益(非連結)が前年同期比35.5%増の26.5億円に伸びて着地したことが引き続き材料視された。主力の中小企業向け業務パッケージソフト「奉行」シリーズの販売が伸びたうえ、バージョンアップ売り上げや安定的な保守契約も貢献し、2ケタ増収を達成したことが寄与。投資有価証券売却益14億円を計上したことも最終利益を押し上げた。

■栄研化 <4549>  2,695円 (+309円、+13.0%)

 東証1部の上昇率3位。栄研化学 <4549> が続急騰。同社は25日取引終了後に、19年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。営業利益は12億9600万円(前年同期比16.7%増)となり、上半期計画23億8000万円に対する進捗率は54.5%となった。売上高は88億1600万円(同1.1%増)で着地。主力製品の便潜血検査用試薬を中心に海外向けの売り上げが伸びたほか、利益面では売上構成の変化により売上原価率が低減したことなどが寄与した。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■航空電子 <6807>  2,021円 (+170円、+9.2%)

 東証1部の上昇率4位。日本航空電子工業 <6807> が続急伸。25日取引終了後に発表した19年3月期の第1四半期(4-6月)連結決算は、売上高が561億7600万円(前年同期比5.5%減)と減収だったものの、最終利益は40億6500万円(同45.5%増)と大幅な伸びを示しており、これを好感する買いを引き寄せた。また、同日に売買単位を1000株から100株に変更することも発表、流動性が高まるとの思惑から株価にプラスに作用した。

■バルカー <7995>  3,280円 (+265円、+8.8%)

 東証1部の上昇率6位。日本バルカー工業 <7995> が続急伸。同社は25日取引終了後、19年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を497億円から505億円(前期比6.1%増)へ、営業利益を57億円から60億円(同11.6%増)へ、最終利益を40億円から42億円(同9.6%増)へそれぞれ増額した。主力のシール製品や機能樹脂製品の販売が、半導体関連など先端産業市場に向けて想定以上の水準となったことに加え、機器市場並びにプラント市場に向けた売上高も堅調に推移したことが通期業績の上方修正に寄与した。なお、あわせて発表した第1四半期の連結決算は、売上高132億4500万円(前年同期比12.5%増)、営業利益17億4100万円(同15.7%増)、最終利益12億7500万円(同20.2%増)だった。

■夢テクノ <2458>  1,003円 (+78円、+8.4%)

 夢テクノロジー <2458> [JQ]が大幅4日続伸。同社は自動車や半導体業界など製造業向けにエンジニア派遣を手掛けている。18年9月期は単独から連結決算へ移行するが、実質大幅増収増益が続く見通し。メーカーの技術者に対するニーズは特に強く、同社はその恩恵を享受している。ここにきて、全体相場は中小型株中心に資金流入が目立っており、株価が底値圏にある銘柄が相次いで動意する展開となっている。900円近辺で底値鍛錬が進んでいた同社株もその流れに乗った。

■オービック <4684>  9,970円 (+660円、+7.1%)

 東証1部の上昇率9位。オービック <4684> が急反発し、上場来高値を更新した。25日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比20.6%増の101億円に伸びて着地したことが買い材料視された。主力の統合業務ソフト「OBIC7シリーズ」の販売が大きく伸びたことが寄与。大企業向けのシステム構築が引き続き順調に推移した。システムサポート分野で運用支援やクラウドサービスが好調だったことも大幅増益に貢献した。

■蝶理 <8014>  2,100円 (+136円、+6.9%)

 繊維商社の蝶理 <8014> が続急伸し、年初来高値を更新した。25日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比38.9%増の22.4億円に拡大して着地したことが買い材料視された。化学品事業で有機化学品分野や中国事業が好調だったことが寄与。衛材・建材分野が大きく伸びたうえ、アパレル分野の復調があった繊維事業の利益拡大も業績を押し上げた。上期計画の38億円に対する進捗率は59.1%に達しており、好調なスタートを切ったことが好感された。

■アドテスト <6857>  2,641円 (+156円、+6.3%)

 アドバンテスト <6857> が3日続急伸。25日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益が前年同期比11倍の165億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。 スマートフォンの高性能化を背景に非メモリー半導体用検査装置の販売が大きく伸びたうえ、データセンター向けメモリー用検査装置も好調で、74.3%の大幅増収を達成したことが寄与。なお、想定為替レートは1ドル=105円、1ユーロ135円を据え置いた。通期計画の347億円に対する進捗率は47.6%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■サイゼリヤ <7581>  2,355円 (+132円、+5.9%)

 サイゼリヤ <7581> が急反発。25日大引け後、株主優待制度における優待品の一部を食事券に変更すると発表しており、利便性の向上を好感する買いが向かったようだ。現行はイタリアの食材や菓子、ワインといった商品を贈呈しているが、輸送費高騰などを踏まえ、一部を食事券に変更する。18年8月末時点の株主を対象とする優待制度から実施する。

■ミルボン <4919>  5,320円 (+280円、+5.6%)

 ミルボン <4919> が続急伸。25日大引け後に発表した18年12月期上期(1-6月)の連結経常利益が前年同期比27.9%増の27.4億円に伸びて着地したことが買い材料視された。主力のヘアケア用剤部門で「オージュア」「milbon」といった高価格帯ブランドが引き続き好調だったことが寄与。オージュア旧バージョンの返品額が想定より大幅に少なかったことも利益を押し上げた。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の52.7億円→56.4億円に7.0%上方修正。増益率が5.5%増→12.9%増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■キヤノン電子 <7739>  2,369円 (+121円、+5.4%)

 キヤノン電子 <7739> が大幅に3日続伸。同社は25日に決算を発表。18年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比4.8%増の55.2億円に伸び、通期計画の99.8億円に対する進捗率は55.3%に達し、5年平均の50.7%も上回ったことが好感された。

■JT <2914>  3,092円 (+91円、+3.0%)

 JT <2914> が3日ぶりに反発。同社は25日、低温加熱方式のたばこ用デバイス「プルーム・テック」の累計販売数量が7月時点で400万台を突破したと発表しており、これを好感した買いが入った。「プルーム・テック」は、専用のたばこカプセルとカートリッジ、バッテリーをセットすることで使用できるたばこ用デバイス。同社独自の「低温加熱方式」により、においの発生を大幅に減少させたことに加えて、クリアなたばこの味わいを実現したのが特徴としている。

■キヤノンMJ <8060>  2,344円 (+69円、+3.0%)

 キヤノンマーケティングジャパン <8060> が大幅続伸。25日の取引終了後、18年12月期の連結業績予想について、売上高を6450億円から6250億円(前期比1.1%減)へ、営業利益を320億円から285億円(同6.3%減)へ、純利益を217億円から202億円(同2.3%減)へ下方修正したが、下方修正幅が市場の想定内であったことから、悪材料出尽くし感が強まったようだ。下方修正は、コンスーマセグメントでデジタル一眼レフカメラの市場が想定以上に低迷していることに加えて、上期時点でプロフェッショナルセグメントの一部で進捗が計画より遅れていることが要因としている。なお、第2四半期累計(1-6月)決算は、売上高3005億2300万円(前年同期比1.0%減)、営業利益96億6400万円(同11.8%減)、純利益74億3600万円(同11.2%減)だった。

■カブコム <8703>  380円 (+11円、+3.0%)

 カブドットコム証券 <8703> が大幅続伸。25日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)が前年同期比80.2%増の21.7億円に拡大して着地したことが買い材料視された。貸株や信用取引による金融収益が増加したことが寄与。前期に発生したテレビCMと減価償却費の一時要因がなくなり、販管費が減少したことも利益を大きく押し上げた。

■クミアイ化学工業 <4996>  982円 (+26円、+2.7%)

 クミアイ化学工業 <4996> が6日続伸。農薬のトップメーカーで、米国で展開する畑作用除草剤「アクシーブ」が好調に売り上げを伸ばし収益に貢献している。国内では4月に登録を取得した水稲用除草剤「エフィーダ」などにも今後の期待が大きい。イハラケミカルとの昨年5月の経営統合効果も反映され、18年10月期営業利益は前期比22%増の46億円を見込む。水稲用除草剤などの需要期の関係で上期偏重型の収益モデルのため、中間期営業利益は47億9200万円と通期計画を超過している。株式需給面では信用取組が良好で、20日申し込み現在の信用倍率は1.01倍と売り買い拮抗、ここにきて相場にうねりが加わっている。

■エムスリー <2413>  4,395円 (+100円、+2.3%)

 エムスリー <2413> が4日ぶりに反発。25日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益が前年同期比17.5%増の78.7億円に伸びて着地したことが買い材料視された。医師や薬剤師の転職数の増加を背景に、キャリアソリューション事業の収益が拡大したことが寄与。エビデンスソリューション事業の採算改善や米治験会社の買収効果も増益の要因となった。併せて、9月30日割当で1→2の株式分割を実施すると発表。流動性の向上や投資家層の拡大を好感する買いも向かった。

■ネットワンシステムズ <7518>  2,019円 (+44円、+2.2%)

 ネットワンシステムズ <7518> が3連騰、年初来高値を更新。時価は2005年1月以来13年半ぶりの高値圏に浮上しており、実質青空圏を走る展開となっている。ネットワーク環境の構築に強く、IoT時代に対応したソリューションサービスやセキュリティーを重視したクラウドシステムへの展開で優位性を持っている。急務となっているサイバー攻撃への対応については、世界の中でやや遅れ気味の日本も今年度は サイバーセキュリティーに727億円の政府予算が組まれており、今後3年間を見据えた次期サイバーセキュリティー戦略推進で同社にも活躍の機会が見込まれる。同社の19年3月期は営業利益段階で前期比34%増の110億円を見込むなど業績も絶好調が続いている。

※26日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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