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【市況】26日の中国本土市場概況:上海総合0.7%安で続落、ハイテク・医薬関連に売り

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

26日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比21.42ポイント(0.74%)安の2882.23ポイントと続落した。上海A株指数も下落し、22.49ポイント(0.74%)安の3018.61ポイントで取引を終えている。

米中貿易戦争が懸念される流れ。トランプ米大統領は25日、「中国は通商政策で米農家を標的にしており、悪意のある手段だ」とツイッターで中国を非難した。一方、習近平・国家主席は訪問中のアフリカで25日、「貿易戦争に勝者はいない」と演説。名指しこそしなかったものの、米政権の動きを強くけん制している。SNS運営で世界最大手のフェイスブック(FB/NASDAQ)に対し、中国の中央政府が現地子会社設立の承認を取り消した??などと伝えられたことも両国関係の悪化に拍車がかかると危ぐされた。

業種別では、成長性の高いハイテクや医薬関連の下げが目立つ。スーパーコンピュータ大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)が5.0%安、システム開発の用友網絡(600588/SH)が4.0%安、CRO(医薬品開発業務受託機関)で中国トップの薬明康徳(603259/SH)が3.0%安で引けた。ゼネコンや建機、素材などインフラ関連株もさえない。中国建築(601668/SH)が1.9%安、三一重工(600031/SH)が2.0%安、宝山鋼鉄(600019/SH)が2.7%安、安徽海螺セメント(600585/SH)が2.6%安と値を下げた。時価総額上位の銀行株、自動車株、不動産株、消費関連株なども売られている。

保険株も安い。中国太平洋保険(601601/SH)が3.0%下落した。中国銀行保険監督管理委員会がこのほど、リスクの高い信用保証保険業務に対し、保険各社が精査するよう求める通達を出したことが嫌気されている。

半面、発電株はしっかり。華電国際電力(600027/SH)が1.4%上昇した。天然ガス関連株や、水処理関連株なども物色されている。

一方、外貨建てB株の相場は値下がり。上海B株指数が0.21ポイント(0.07%)安の293.09ポイント、深センB株指数が1.44ポイント(0.14%)安の1064.99ポイントで終了した。


【亜州IR】

《FA》

 提供:フィスコ
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