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【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … FDK、カイノス、DMS (7月25日発表分)

DMS <日足> 「株探」多機能チャートより

―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月24日から25日の決算発表を経て26日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 DMS <9782>
 19年3月期の連結経常利益を従来予想の11.2億円→12.4億円(前期は11億円)に10.5%上方修正し、増益率が1.5%増→12.2%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2 カイノス <4556>
 19年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.2倍の2億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の2.3億円に対する進捗率は87.4%に達し、5年平均の61.3%も上回った。

★No.3 FDK <6955>
 19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は1.9億円の黒字(前年同期は1.6億円の赤字)に浮上し、通期計画の2億円に対する進捗率は96.5%となった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<9782> DMS     JQ   +23.77   7/25   1Q    65.02
<4556> カイノス    JQ   +22.11   7/25   1Q   116.13
<6955> FDK     東2   +4.28   7/25   1Q    黒転
<9701> 会舘      東2   +1.80   7/25   1Q    赤拡

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。

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