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【材料】三菱UFJなど銀行株が高い、日銀ETF配分変更観測で再評価機運続く

三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>といったメガバンクが高い。26日付の日本経済新聞は「日銀は31日の金融政策決定会合で年6兆円買っている上場投資信託(ETF)の購入配分の見直しを検討する」と報道。東証株価指数(TOPIX)連動型のETFなどの購入比率を増やし、日経平均株価連動型ETFの比率を減らすことを議論することを伝えた。これを受け、時価総額が大きくTOPIX指数への影響力が大きい三菱UFJなど大手銀行株に見直し買いが流入している。八十二銀行<8359>や静岡銀行<8355>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>といった地銀株も値を上げている。市場には「日銀のETF購入配分の変更は、割安状態に放置されている銀行株見直しのきっかけになる」(アナリスト)との期待が膨らんでいる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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