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【通貨】NY為替:ユーロ反発、貿易障壁除去で米国とEUは合意

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円12銭から110円67銭まで下落したが、110円97銭で引けた。金融政策決定会合を来週に控え、日本銀行も金融緩和の出口戦略の検討を始めるとの見方で円買いが加速した。トランプ政権は年内に外国製自動車2000億ドル相当に25%関税を発動する見込みと伝えられたことから、ドル売りが優勢となった。その後、会談で、欧州連合(EU)が譲歩して貿易障壁を取り除いていくことで双方は合意し、貿易戦争は回避されるとの見方が広がったことから、リスク選好のドル買い・円売りが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.1664ドルまで下落後、1.1739ドルまで急伸し、1.1731ドルで引けた。米国とEUの貿易戦争は回避されるとの見方でユーロを買い戻す動きが広がった。ユーロ・円は、129円41銭から130円27銭まで急伸した。ポンド・ドルは、1.3133ドルから1.3201ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9949フランから0.9909フランまで下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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