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【市況】米国株見通し:米EU首脳会談、主要企業決算の発表に注目

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物  2818.75(-2.25) (18:00現在)
ナスダック100先物  7417.25(+1.00) (18:00現在)


 18時00分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小幅高安まちまちで推移。NYダウ先物は5ドル安程度で推移している。欧州株式市場は高安まちまち。時間外取引のNY原油先物は前日比ほぼ横ばい。こうした流れを受け、25日の米株式市場は売り買い交錯気味に始まろう。


 本日は、トランプ米大統領とユンケル欧州委員長との会談が注目される。ここまで、トランプ米大統領「米国と欧州連合(EU)はすべての関税や貿易障壁を撤廃するべき」、エッティンガー欧州委員「EUは全製品の関税引き下げを話し合う用意がある」などの発言がみられる。しかし、ユンケル欧州委員長は、「われわれは説明を行い、貿易戦争を防ぐ方法をみつけるために訪米するのであり、EU側が自己弁護する必要はない」とし、会談を過度に楽観しない姿勢をみせている。NY原油先物は、本日発表となる米国内在庫は引き続き減少予想であり、底堅い展開が予想される。


 本日発表となる米経済指標は、6月新築住宅販売件数で前月から低下が予想され、株式市場にはネガティブな材料になる可能性がある。決算発表は、コカコーラ、ゼネラル・モーターズ、フォード、ボーイング、クアルコム、ギリアド・サイエンシズ、フェイスブックなどがある。

《KK》

 提供:フィスコ

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