【通貨】7月24日のＮＹ為替概況

　
　24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円96銭まで下落後、111円34銭まで上昇し、111円25銭で引けた。

日本銀行が金融政策で正常化に動き始めるとの思惑に一時円買いが優勢になったものの、株高や4－6月期国内総生産（GDP）への根強い期待感を背景としたドル買いに下値も支えられた。

ユーロ・ドルは、1.1717ドルまで上昇後、1.1673ドルまで下落し1.1680ドルで引けた。

ユーロ・円は、130円10銭から129円79銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.3111ドルから1.3159ドルまで上昇した。離脱を巡り、欧州連合（EU）との交渉において、ノーディール離脱準備を焦点にしていた離脱担当者にかわりメイ英首相が今後指揮をとる方針を示したため、ノーディール離脱を警戒したポンド売りが後退した。

ドル・スイスは、0.9920フランから0.9950フランまで上昇した。

　

【経済指標】・米・7月製造業PMI速報値：55.5（予想：55.1、6月：55.4）・米・7月サービス業PMI速報値：56.2（予想：56.5、6月：56.5）・米・7月総合PMI速報値：55.9（6月：56.2）・米・5月FHFA住宅価格指数：前月比+0.2％（予想：+0.3％、4月：+0.2%←+0.1％）・米・7月リッチモンド連銀製造業指数：20（予想：18、6月：21←20）

《KY》

　提供：フィスコ