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【通貨】外為サマリー:一時1ドル111円50銭台に上昇、日銀政策柔軟化観測に強弱感も

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=111円23銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、日銀が長期金利の誘導目標柔軟化を検討するとの報道や、トランプ米大統領によるドル高けん制発言を受けて円高・ドル安地合いが継続した。ただ、米長期金利の上昇もあり円は伸び悩んだ。ドルの高値は111円54銭だった。

 この日の東京市場に移ってからは、午前8時50分に111円51銭まで上昇。ただ、ニューヨーク市場での高値に近づいたところで売りが膨らみ、午前10時前には111円20銭台まで軟化した。日銀金融政策の柔軟化観測を背景に日米金利が上昇し先行きには強弱感が対立する状況。目先的には111円50銭前後が上値の抵抗線となりつつある。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1692ドル前後と同0.0040ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=130円05銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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