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【通貨】英ポンド週間見通し:弱含みか、8月利上げ観測はやや後退


■反落、6月小売売上高の減少などが嫌気される

先週のポンド・円は反落。6月小売売上高が予想に反して減少したことや、6月消費者物価指数が予想を下回ったことが要因。英国金利の先高観は消えていないが、8月利上げの思惑はやや後退し、ポンド売り材料となった。先週の取引レンジ:145円98銭-149円10銭。

■弱含みか、8月利上げ観測はやや後退

今週のポンド・円は弱含みか。英国の低調なインフレ指標などを受け、英中央銀行による8月利上げ観測はやや後退しており、リスク選好的なポンド買い・円売りは抑制される可能性がある。トランプ大統領がドル高や米利上げをけん制していることも対円でのポンド上昇を抑える一因となりそうだ。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:144円00銭-148円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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