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【通貨】NY為替:ドル反落、米大統領によるFRBへの介入を警戒

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円17銭まで上昇後、112円06銭まで反落し、112円43銭で引けた。米国の週次新規失業保険申請件数が49年ぶり低水準となり、労働市場が引き続き強まっている証拠が示されたため一時ドル買いが強まった。その後、トランプ大統領がインタビューで、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げに難色を示したためドル売りに拍車がかかった。しかし、ホワイトハウスが「大統領はFRBの独立性を尊重している」ことを確認したためドル売りが後退。

ユーロ・ドルは、1.1575ドルまで下落後、1.1678ドルまで上昇し1.1645ドルで引けた。ユーロ・円は、131円17銭から130円73銭まで下落。株安を嫌ったリスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは、1.2958ドルまで下落後、1.3049ドルまで上昇。低調な英国の6月小売売上高を嫌ったポンド売りが続いた。ドル・スイスは、1.0043フランへ上昇後、0.9959フランまで反落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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