市場ニュース

戻る

【注目】前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

ロゼッタ <日足> 「株探」多機能チャートより

■ロゼッタ <6182>  2,248円 (+400円、+21.7%) ストップ高

 ロゼッタ <6182> [東証M]がストップ高で年初来高値を更新。前週末13日の取引終了後に発表した第1四半期(3-5月)連結決算が、売上高6億5100万円(前年同期比22.1%増)、営業利益4400万円(同20.3%増)、純利益3500万円(同2.0倍)と大幅増益となったことが好感された。昨年11月末にリリースしたT-4OO(Ver.2)を契機にした顧客増加が続いており、開発エンジニアや企画・営業人員の大幅増員を吸収した。また、T-4OOのOEM販売やAPI販売など新たな施策も貢献した。なお、19年2月期通期業績は、過去最高売上高20億600万円以上、営業利益2億2600万円以上と引き続き最低額のみの開示となっている。

■タマホーム <1419>  1,227円 (+213円、+21.0%)

 東証1部の上昇率トップ。タマホーム <1419> が続急騰。13日大引け後に発表した18年5月期の連結経常利益は前の期比15.9%増の40.2億円で着地。続く19年5月期も前期比16.7%増の47億円に伸びる見通しとなったことが買い材料視された。今期は豊富な繰越残を背景に注文住宅の引き渡し棟数が増加するうえ、不動産事業で戸建て分譲やオフィス区分所有権の販売も伸びる。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比15円増の45円に増配する方針とした。前営業日終値ベースの予想PERが15.2倍→12.7倍に低下する一方、配当利回りは4.44%に上昇し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。併せて、21年5月期に営業利益120億円(18年5月期実績は46.5億円)を目指す中期経営計画も発表している。

■JMACS <5817>  499円 (+80円、+19.1%) ストップ高

 JMACS <5817> [東証2]がストップ高。同社は13日、新光商事 <8141> 製の次世代型空中操作受付システム「Alplay-Info」の受注販売を開始すると発表。「Alplay-Info」は、ASKA3Dプレートという特殊なプレートに光を透過させ、その映像を空中に再結像し、浮かび上がった映像をミドルウェアのフィンガージェスチャーアルゴリズムにより、空中でボタン操作ができるもの。対応言語は、日本語・英語・中国語(簡体字)、韓国語の4ヵ国語で、グローバルなニーズに応えることができる。

■シンメンテ <6086>  2,515円 (+399円、+18.9%)

 シンメンテホールディングス <6086> [東証M]が大幅高。外食チェーン向けなどを主力に店舗設備のメンテナンスを手掛けている。昨年子会社化した店舗メンテナンス企業テスコの通期業績寄与で業績急拡大、13日取引終了後に発表した19年2月期の第1四半期(3-5月)連結決算は、売上高が33億2600万円、営業利益は1億2100万円、最終利益は8300万円だった。連結決算への移行で単独決算だった前年同期との単純比較はできないが、営業利益段階で約7割増と高い伸びをみせており、これが株価上昇を後押しする形となった。

■ダイト <4577>  3,565円 (+545円、+18.1%)

 東証1部の上昇率2位。ダイト <4577> が急反騰。13日大引け後に発表した18年5月期の連結経常利益は前の期比9.4%増の42.4億円で着地。続く19年5月期も前期比2.5%増の43.5億円に伸び、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。前期は製剤部門が収益を牽引した。自社開発ジェネリック医薬品 の販売が増加したうえ、長期収載品目の製造受託と一般用医薬品の販売も好調だった。今期はジェネリック医薬品向け原薬が堅調に推移するほか、製剤ではジェネリック医薬品における新規品目や既存品の販売が増加し、14期連続の増収を見込む。併せて、今期の年間配当は前期比3円増の36円に増配する方針としたことも支援材料となった。

■ネオス <3627>  524円 (+80円、+18.0%) ストップ高

 東証1部の上昇率3位。ネオス <3627> がストップ高。同社はアプリ開発支援事業がヘルスケアや金融向けで需要を確保しているほか、新規事業の法人向けクラウドサービスも収益に貢献している。13日取引終了後に発表した、19年2月期の第1四半期(3-5月)連結決算は、売上高が17億7000万円(前年同期比30.6%増)、営業利益は1億1000万円(同3倍)、最終利益は1億2600万円(同8倍)と高水準の伸びを示した。通期計画も既に大幅に超過しており、これを材料視する形で投資資金の攻勢が加速した。

■パソナG <2168>  1,924円 (+281円、+17.1%)

 東証1部の上昇率4位。パソナグループ <2168> が続急騰。13日大引け後に発表した18年5月期の連結経常利益は前の期比53.5%増の66.3億円に拡大し、従来予想の56億円を上回って着地。続く19年5月期も前期比26.7%増の84億円に伸びる見通しとなったことが買い材料視された。今期は旺盛な人材需要を背景に人材派遣や委託・請負などが伸びるほか、福利厚生代行サービスを展開する子会社ベネフィット・ワン <2412> [東証2]の業績拡大を見込む。併せて、前期の年間配当を12円→13円に増額し、今期も前期比1円増の14円に増配する方針としたことも支援材料となった。

■SKジャパン <7608>  548円 (+80円、+17.1%) ストップ高

 東証1部の上昇率5位。エスケイジャパン <7608> がストップ高。13日大引け後に発表した19年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比4.2倍の1.8億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。「星のカービィ」、自社企画の「忠犬もちしば」といった定番キャラクター商品の好調継続に加え、カプセルトイキャラクター「シャクレルプラネット」の投入も寄与し、37.3%の大幅増収を達成した。併せて、通期の同利益を従来予想の2億円→2.7億円に35.0%上方修正。減益率が39.6%減→18.4%減に縮小する見通しとなった。

■物語コーポ <3097>  10,170円 (+760円、+8.1%)

 物語コーポレーション <3097> が続急伸。13日の取引終了後に発表した6月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比4.0%増となり、2ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。主力の焼肉部門をはじめ、ラーメン部門やお好み焼き部門など各部門で前年実績を上回った。なお、通期既存店売上高は前期比3.2%増となり、期初計画の0.8%増を上回った。

■島精機 <6222>  6,130円 (+330円、+5.7%)

 島精機製作所 <6222> が続急伸。13日大引け後、ファーストリテイリング <9983> との戦略的パートナーシップを強化し、中長期的で包括的なニット商品の開発と技術革新への取り組みを加速すると発表したことが買い材料視された。これまで両社は合弁会社イノベーションファクトリーを通じ、ホールガーメント商品の製造と量産技術の蓄積を重ねてきた。今後はアジア一円での海外量産背景の拡大と生産効率の向上を促進するとともに、オンデマンドの量産システムも視野に入れながら、顧客と工場を直結させる新しい商品開発・量産プロセスの開発を目指す。また、ホールガーメント商品を中心に、今までにない新しい価値を持つ革新的なニット商品を共同開発し、新たな需要を掘り起こしていく。

■アニコムHD <8715>  4,270円 (+165円、+4.0%)

 アニコム ホールディングス <8715> が3日続伸。13日の取引終了後に発表した6月度の月次経営パラメーターで、新規契約件数が1万2215件(前年同月比8.7%増)となり、引き続き新規契約件数が増加傾向にあることが好感された。これにより保有契約件数は71万3896件(前月比0.7%増)と順調に積み上がっている。

■ルネサンス <2378>  2,510円 (+93円、+3.9%)

 ルネサンス <2378> が大幅続伸。同社は17日、住友生命保険が24日に発売する健康増進型保険「Vitality」に関してパートナー契約を締結したことを明らかにした。「Vitality」は、加入後毎年の健康診断や日々の運動など、継続的な健康増進活動を評価し、保険料が変動することにより、リスクそのものを減少させることを目的とした新しい保険。ルネサンスは「Vitality」の契約者に、運営するスポーツクラブを特別割引価格で利用できる特典を提供する。

■フロンテオ 1,004円 (+37円、+3.8%)

 FRONTEO <2158> [東証M]が大幅反発、1000円台を回復。同社は17日、独自開発した人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」を用いた自動FAQシステム「KIBIT Find Answer(キビット ファインド アンサー)」の提供を開始したと発表。これが株価を刺激したようだ。「キビット ファインド アンサー」は、独自のアルゴリズムで人間の経験や判断に基づく“暗黙知”を再現するKIBITの特徴を、FAQ(よくある質問と回答)による問題解決の業務領域に応用したソリューション。社内の他部署・他部門からの問い合わせ対応を省力化することで、企業の働き方改革や業務効率化における課題解決を支援する。

■ローツェ <6323>  2,310円 (+83円、+3.7%)

 ローツェ <6323> が大幅高で7連騰。半導体ウエハや液晶・有機ELのガラス基板を搬送する装置を主力に手掛けており、半導体設備投資需要の拡大が強いフォローの風となっている。同社が戦略商品に位置付ける「N2パージ対応ウエハストッカ」などへの引き合い旺盛で業績を押し上げている状況だ。同社は海外メーカー向け売上高比率が9割を超えており、特に韓国サムスン電子向け搬送装置などが急拡大している。営業利益は19年2月期の50億5700万円(前期比19.4%増)予想と2割近い増益を見込んでいるが、20年2月期も2ケタ成長が視界に入る。

■UUUM <3990>  5,180円 (+180円、+3.6%)

 ユーチューバーの制作サポート事業展開を手掛けるUUUM <3990> が大幅続伸。同社は13日取引終了後、19年5月期の連結業績予想を発表した。売上高は159億円(前期比35.5%増)、営業利益は8億5000万円(同18.6%増)、最終利益は5億2400万円(同28.9%増)を見込んでいる。売上高は動画広告市場の成長を取り込み、前期比35.5%増と大幅増収を予想している。 営業利益は、売上成長に沿った売上総利益の増加を見込む一方、新チャンネルの立ち上げ費用や新規事業への投資を考慮し、同18.6%増を想定している。18年5月期連結決算は、売上高117億3500万円(前の期比68.1%増)、営業利益7億1600万円(同2倍)、最終利益4億600万円(同57.7%増)だった。

■アルパイン <6816>  2,536円 (+78円、+3.2%)

 アルパイン <6816> が4日続伸、年初来高値を更新。「物言う株主」として知られる米ヘッジファンドのエリオット・インターナショナルが13日の取引終了後、財務省に大量保有報告書を提出したことで、エリオットと共同保有者のアルパイン株式保有比率が5.12%と、新たに5%を超えたことが判明。これを受けて需給思惑からの買いが入ったようだ。なお、保有目的は投資、および状況などに応じて発行会社やその関係会社との間で協議を行い、または重要提案行為などを行うためとしている。報告義務発生日は7月12日。

■ヒトコム <3654>  1,897円 (+54円、+2.9%)

 ヒト・コミュニケーションズ <3654> が5日ぶり反発。13日大引け後に発表した18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の連結経常利益が前年同期比4.4%増の21.7億円に伸びて着地したことが買い材料視された。ブロードバンド分野の好採算案件の受注減少などで主力のアウトソーシング事業の業績が低迷したものの、昨年7月に子会社化したビービーエフ、ブランチ・アウトら3社の業績上積みが収益を押し上げた。年末の繁忙期を中心にビービーエフが運営受託する既存のECサイトでの販売実績が好調だった。上期(17年9月-18年2月)は1.8%減益だっただけに増益に転じたことが好感されたようだ。

■三菱UFJ <8306>  656.4円 (+18.1円、+2.8%)

 三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> は3日続伸。16日のニューヨーク株式市場でバンク・オブ・アメリカ(BAC)が好決算を発表したことから、JPモルガン・チェースやシティグループなど大手銀行株が上昇した。BACの4-6月期の1株利益は市場予想を上回った。これを受け、傘下にMUFGユニオンバンクなどを持ち、米国事業を積極的に展開する三菱UFJに連想買いが流入した様子だ。

■コロプラ <3668>  764円 (+19円、+2.6%)

 コロプラ <3668> が5日ぶり反発。同社はスマートフォンゲームを展開、足もとは既存タイトルの苦戦で収益を低迷させていたが、14日にニンテンドースイッチ向け「白猫プロジェクト」を2020年に発売する予定と発表、これが投機筋の琴線に触れた。14日付でティザーサイトとともに、イメージビジュアルとトレーラームービーを公開している。

■日本郵船 <9101>  2,138円 (+46円、+2.2%)

 日本郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、川崎汽船 <9107> など大手をはじめ海運株が軒並み買われた。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数が前日16日時点で4日続伸、昨年12月以来となる1700台回復を目前に捉えている。米中貿易摩擦の問題などがマイナスに作用するとの思惑もあったが、実際はバルチック指数は5月下旬以降急速に上昇傾向を強めており、米国を中心とする世界経済の好調を反映している。同指数に連動しやすい海運株にも出遅れ物色の波が押し寄せている。足もと外国為替市場では1ドル=112円台前半の推移とドル高基調が続いており、運賃ドル建て決済の海運株にはこれも追い風要因となっている。

■ITFOR <4743>  1,336円 (+27円、+2.1%)

 アイティフォー <4743> が3日続伸。17日、同社のECサイト構築パッケージ「ITFOReC(アイティフォレック)3.0」に、楽天 <4755> が提供する楽天IDを活用したオンライン決済サービス「楽天ペイ」のオプション機能「楽天ID Connect オプション」を標準連携すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。これにより、「ITFOReC 3.0」を利用するECサイトは、標準機能として「楽天ID Connect オプション」を導入することが可能となり、利便性向上により途中離脱を防止して、会員登録率を向上させることにつながるとみられている。

■大和 <8601>  664.3円 (+8.7円、+1.3%)

 大和証券グループ本社 <8601> 、野村ホールディングス <8604> をはじめ証券株が軒並み上昇。全体相場は前週に日経平均が800円余り上昇するなど、戻り足が鮮明となっている。一時は市場参加者の離散も懸念されたが、ここにきて売買代金も増加傾向で、17日は11時現在で1兆円台を上回った。証券会社は手数料収入の拡大や投信など運用成績の改善期待が株価にポジティブに働いている。

■ブリヂストン <5108>  4,148円 (+52円、+1.3%)

 ブリヂストン <5108> 、東洋ゴム工業 <5105> 、横浜ゴム <5101> などタイヤメーカーが軒並み上昇。ここ外国為替市場ではドル高・円安の流れにあり、輸出採算改善期待が背景にあるほか、足もと原油価格が急落しており、前日のWTI原油先物価格は3ドル近い急落をみせ1バレル=68ドル6セントまで水準を切り下げていることで、原料コストの低下期待が株高を後押しした。

※17日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

日経平均