【市況】マザーズ先物見通し：米ナスダック指数の下落や円安一服を背景に売り先行か

本日のマザーズ先物は、米ナスダック総合指数やSOX指数など米ハイテク株の値下がりを背景に売りが先行して始まりそうだ。また、マザーズ先物は先週に約2％程度上昇したこともあって、目先の利益の利益を確保する動きに繋がる可能性が高いうえ、円相場も1ドル=112円台前半と円安基調が一服していることも様子見ムードを強めそうだ。一方で、マザーズ指数は先週5日、終値ベースで1000.0ptの大台を割り込んだ以降、リバウンド局面を迎えており、足元の米ナスダック総合指数の最高値更新など米国のテクノロジー銘柄も上昇などを背景に戻り相場を迎えているだけに、下値の堅さは意識されやすいとみられる。上値メドは1050.0pt、下値メドは1030.0ptとする。
《SK》

　提供：フィスコ