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【通貨】英ポンド週間見通し:小じっかりの展開か、インフレ関連指標に注目


■148円台後半まで上昇、英国金利の先高観は後退せず

先週のポンド・円は堅調推移。一時146円台前半まで下落したが、英国金利の先高観は後退していないことや米ドル高・円安が進行した関係で148円台後半まで買われる展開となった。先週の取引レンジ:146円11銭-148円90銭。

■小じっかりの展開か、インフレ関連指標に注目

今週のポンド・円は小じっかりの展開か。英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる政権内の対立で複数の閣僚が辞任したが、政局流動化に対する警戒感は高まっていない。18日発表の英6月消費者物価指数(CPI)が手掛かり材料になりそうだ。市場予想を上回った場合、8月追加利上げ観測が強まり、ポンド買いが広がりそうだ。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・17日:3-5月ILO失業率(予想:4.2%)
・18日:6月消費者物価コア指数(前年比予想:+2.0%)

予想レンジ:147円00銭-150円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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