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【市況】マザーズ先物見通し:米株安を映して売り先行も下げ渋るのか注目されよう


本日のマザーズ先物は、11日の米国株の下落を映して売りが先行して始まりそうだ。前日は、米当局が2000億ドル相当の対中関税リストを公表し、米中貿易摩擦の激化への懸念から売りが優勢となり、マザーズ市場では指数寄与度の高い主力銘柄中心に売られ、マザーズ先物も売りが波及した。しかし、米当局の発表を受けた最初の市場であっただけに、米国株の下落もある程度は織り込んだとみられ、為替の円安進行もあり自律反発を狙った買いが入る可能性もある。ただ、前日に引き続き時価総額上位銘柄などが売られる展開になれば、個人投資家の投資マインドが悪化しているだけに、マザーズ先物にもマイナスの影響が及ぶ場面もあろう。本日の相場は重要な節目になるとみられ、小幅ながらでも反発できるのかがポイントとなりそうだ。上値メドは1040.0pt、下値メドは1000.0ptとする。
《SK》

 提供:フィスコ

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