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【通貨】英ポンド週間見通し:底堅い動きか、英経済指標や当局者発言を注視へ


■下げ渋り、英金利先高観が再浮上

先週のポンド・円は下げ渋り。一時145円台前半まで下落したが、英国金利の先高観が再浮上したことやユーロ買い・米ドル売りが活発となったことからポンド買い・米ドル売りの興味が強まり、この影響で対円レートは146円台後半まで買われる展開となった。先週N取引レンジ:145円19銭-146円87銭。

■底堅い動きか、英経済指標や当局者発言を注視へ

今週のポンド・円は小じっかりの展開か。5月鉱工業生産などの経済指標が注目される。英中銀金融政策委員会(MPC)当局者のタカ派寄りの発言から次回8月1-2日開催の会合での追加利上げに思惑が広がりやすく、短期的にリスク回避のポンド売りは抑制される可能性が高いとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・10日:5月商品貿易収支(予想:-119.5億ポンド)
・10日:5月鉱工業生産(前月比予想:+0.8%)

予想レンジ:145円00銭-149円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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