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2018年07月04日16時12分

【市況】消去法的な売買にとどまりそう【クロージング】

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

4日の日経平均は3日続落。68.50円安の21717.04円(出来高概算13億1000万株)で取引を終えた。米中は6日に追加関税を発動する見通しのなかで、貿易摩擦の長期化への警戒から、こう着感の強い相場展開となった。前場半ばに21604.18円まで下押す場面もみられたが、ディフェンシブ系に買い戻しの動きもみられ、大引け間際には前日比変わらずの水準まで下げ渋る局面もみられたが、結局は戻り待ちの売りに押される格好。

東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは石油石炭、鉱業、倉庫運輸、情報通信、電力ガス、建設、陸運、小売がしっかり。半面、電気機器、その他製品、機械、証券、保険が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、TDK<6762>、ファナック<6954>が重石になる一方で、KDDI<9433>、資生堂<4911>、花王<4452>、キッコーマン<2801>が下支え。

米中両国が相互に高関税措置に入る6日が近づき、一段と慎重姿勢になりそうである。明日は米国の独立記念日による影響から引き続き海外勢のフローは限られることになりそうだが、ディフェンシブ系へのリバランスといった消去法的な売買にとどまりそうである。個人主体の中小型株についても資金の広がりはみられず、値動きの軽い銘柄や低位材料株の一角に集中しやすい。キャッシュポジションを高める流れにも注意しておきたいところであろう。

《AK》

 提供:フィスコ
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