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【市況】NY株式:NYダウは132ドル安、ハイテク株に売り広がる

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

米国株式相場は下落。ダウ平均は132.36ドル安の24174.82、ナスダックは65.01ポイント安の7502.67で取引を終了した。独立記念日の前日で午後1時までの短縮取引で閑散取引となる中、原油相場の上昇を受け、エネルギーセクターを中心に買いが先行。中国の裁判所が半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)の販売禁止を命じたことが明らかになるなど、ハイテク銘柄を中心に売りが広がり、上げ幅を縮小して下落に転じた。セクター別では、電気通信サービスやエネルギーが上昇する一方で半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器が下落した。

電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、技術責任者の退社や財務へのアナリストの懐疑的な見方を受けて下落。航空大手のデルタ航空(DAL)は、ドイツ銀行による投資判断引き下げを受け軟調推移。SNSのフェイスブック(FB)は、個人情報流出問題を巡る米司法省の捜査に米連邦捜査局(FBI)、米証券取引委員会(SEC)、米連邦取引委員会(FTC)の3つの機関が加わり売られた。一方で、ストリーミング端末のロク(ROKU)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け上昇した。

4日(水)は独立記念日の祝日で米国株式相場は休場となる。小売のメーシーズ(M)はニューヨークで開催される独立記念日を祝した花火大会のスポンサーを務めており、同日には特別セールを実施予定で、多くの来客・注文が予想される。





Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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