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【材料】小島鉄が急伸、受注好調で上期末受注残高は前年同期比約3倍

小島鉄 <日足> 「株探」多機能チャートより
 小島鉄工所<6112>が急伸している。6月29日取引終了後、上期末の受注残高について、前年同期比約3倍となる46億97百万円を確保できたと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 上期に鍛造業界向け大型物件2台(18億8800万円)の受注成約をはじめ、プラント設備工事に関連する大型物件(20億円)の受注に成功し、受注高が前年同期(11億5400万円)の約4倍となる44億5000万円へと大きく伸長したことが寄与した。また現在、国内の鍛造・製鉄業界を中心に有望な引き合い物件が浮上していることから、さらなる受注増への期待が高まっているようだ。

 なお、18年11月期の単独業績予想については、売上高を20億円から18億円(前期比5.0%増)へ下方修正したが、営業利益300万円(前期1億2200万円の赤字)、最終利益500万円(同9800万円の赤字)については、従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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