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【市況】設備投資関連などの見直しに向かわせる/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 22270.76 (-33.75)
TOPIX  : 1725.86 (-5.03)

[後場の投資戦略]

 日経平均は80円程度の狭いレンジ取引となっており、底堅さは意識されるものの、5日線に上値を抑えられている。後場は日銀のETF買い入れへの思惑も高まりやすく、引き続き底堅さが意識されそうである。また、短観を受けて円相場は一時111円台に乗せる場面もみせており、円安基調が下値の堅さにつながることになろう。

 日経平均はインデックスに絡んだ売買から底堅さが意識され、円安基調を背景にハイテク株のほか、短観を受けた設備投資関連などの見直しに向かわせそうだ。また、底堅さが意識されるなか、個人主体の中小型株への物色にも向かわせやすいが、物色対象に広がりがみられる展開は期待しづらく、需給状況が軽い直近のIPO銘柄での循環物色が意識されよう。
《AK》

 提供:フィスコ

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