【通貨】外為サマリー:1ドル110円80銭前後で推移、日銀短観には反応限定的
ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
前週末29日のニューヨーク外国為替市場は、欧州連合(EU)首脳会議で難民・移民問題が合意に達したことから、欧州の政治リスクがやわらいだとの受け止めが広がり、欧米の株式相場が上昇した。これを受けて、円が売られドルが買われた。ドルは一時110円94銭まで上昇した。
この日の東京市場では、6月の企業短期経済観測調査(短観)が発表され、大企業製造業の業況判断指数(DI)がプラス21だった。3月調査のプラス24から悪化した。市場予想のプラス22を若干下回ったが、市場の反応は限定的だった。きょうは中国の6月の財新・中国製造業購買担当者景気指数(PMI)や米6月ISM製造業景況感指数が発表される。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1664ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=129円29銭前後と同70銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)