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【市況】5日線上で一進一退、一目均衡表は上値の重さ示唆/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]

先週末6月29日は米NYダウが55.36ドル高の24271.41、ナスダック総合指数が6.62pt高の7510.30、シカゴ日経225先物は大阪日中取引比15円高の22225円。本日の日経平均は25日線の下降を受けて上値は重くなろう。先週末の日経平均は寄り値と引け値がほぼ同水準で長い下ひげを伴う「首つり線」を示現し、潜在的な売り圧力の強さが窺える。5日線をやや上回る水準での一進一退が基本線となりそうだが、ザラ場中の円高進行などマイナス材料が出てきた際に急速に地合いが悪化する可能性がある。一方、日経平均は心理的な節目でもある22500円付近での累計出来高が多く、22400円台半ばから戻り売りが厚みを増すだろう。一目均衡表では、日々線、基準線、転換線がいずれも雲中にあり、こちらも上値の重さを強く示唆している。一方、RSIは先週末で31.36%に低下したが底値圏には到達していないため、日経平均が上昇しても弱気トレンド中の自律反発の域にとどまろう。

[予想レンジ]

上限22450円-下限22250円

《DM》

 提供:フィスコ

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