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【市況】東京株式(大引け)=34円高、円安進行などを追い風に後場切り返す

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 29日の東京株式市場は前場安かったものの、後場寄りに大口買いが入り日経平均株価はプラス転換、その後も頑強な推移で大引けはプラス圏を維持した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比34円12銭高の2万2304円51銭と3日ぶり反発。東証1部の売買高概算は12億8824万株、売買代金概算は2兆2986億1000万円。値上がり銘柄数は1167、対して値下がり銘柄数は829、変わらずは96銘柄だった。

 きょうの東京市場は、朝方に買いが先行したものの、その後売り圧力が強まり、前引け時点で日経平均はマイナス圏だった。しかし、後場寄りにまとまった買いが入り一気にプラス圏に浮上、その後も売り物をこなし小幅ながら高く引けている。前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が上昇したことに加え、EU首脳が移民問題で合意したことなどを手掛かり材料に、後場に入り為替市場で1ドル=110円台後半と円安に振れたことも主力株中心に追い風となった。中国や香港などアジア株が総じて強かったこともポジティブに作用した。一方、週末要因に加え、米中貿易摩擦に対する懸念などが買いを手控えさせる形で、上値も限定的。業種別には医薬品、繊維などが買われ、自動車株も強い動きをみせた半面、石油、陸運、海運株などに下げるものが目立った。

 個別では、トヨタ自動車<7203>が堅調、ソフトバンクグループ<9984>、武田薬品工業<4502>、村田製作所<6981>なども買い優勢となった。シャープ<6753>が大商いで値上がり率トップに買われたほか、エボラブルアジア<6191>、ヴィンクス<3784>、シグマクシス<6088>なども急伸。楽天<4755>も物色人気を集めた。東邦チタニウム<5727>、ヤマシンフィルタ<6240>なども上昇した。

 半面、ソニー<6758>が軟調、キーエンス<6861>も売りに押された。ニトリホールディングス<9843>が下値模索の動きとなり、SCREENホールディングス<7735>、象印マホービン<7965>は大幅安となった。ヒマラヤ<7514>、ニホンフラッシュ<7820>が急落、ディー・エル・イー<3686>、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>も安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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