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【注目】前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

アイビーシー <日足> 「株探」多機能チャートより

■サインポスト <3996>  2,387円 (+238円、+11.1%)

 サインポスト <3996> [東証M]が急反騰。今月中旬以降、下値模索の動きが続いていたが、実に10日ぶりの反発となる。同社は27日取引終了後、大手企業の社内弁当販売にワンダーレジ(設置型AIレジ)3台を導入し、実利用を開始したことを発表、これが材料視された。同社ではワンダーレジや完全スルー型レジシステムであるスーパーワンダーレジについて、今回の社内販売にとどまらず、小売店舗やスーパーマーケットなどさまざまな利用シーンに合わせた導入を検討しているとしており、今後の展開に期待が高まっている。

■アイビーシー <3920>  2,509円 (+210円、+9.1%)

 東証1部の上昇率トップ。アイビーシー <3920> が続急伸。 サイバーセキュリティーの重要性が広く認知されるなか、特定の企業などを狙う標的型攻撃への対応ニーズが高まっている。その際にネットワーク通信状況を監視する技術が重視され、 IoTインフラ性能監視ツールの草分けで、総合的な運用支援を行う同社株に注目が集まっている。同社はブロックチェーン技術を活用した画期的なサービスを提供、日本IBMなどとIoTセキュリティーの実証実験なども進めている。

■アルトナー <2163>  1,290円 (+97円、+8.1%)

 アルトナー <2163> [東証2]が続急伸、5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現から戻り足に弾みがついてきた。世界的に進むデジタル革命の波が日本の産業界でもIT系人材ニーズを増幅させている。日本の就業者に占めるIT系人材の比率は2%弱と海外と比較してもかなり低いことが指摘されているが、今後はこの比率が高まっていくことが予想される。そうしたなか、同社は機械設計や電子デバイス、システム開発などの技術者人材の派遣を展開しており、自動車業界やIT部品メーカー向け中心に引き合いが旺盛、特に自動運転など先進技術開発分野で商機を捉えている。19年1月期は営業利益段階で前期比12.8%増の7億6800万円を見込むが、上振れの可能性がある。7月3日付で東証2部から東証1部に指定替えとなることで、TOPIX連動型ファンドの組み入れなど株式需給面からの追い風も意識される。

■オロ <3983>  3,630円 (+255円、+7.6%)

 東証1部の上昇率2位。オロ <3983> が続急伸。自社開発のERPソフトを開発・販売するほかマーケティング支援を展開。ERPの稼働ライセンス数の伸びが顕著で増収増益路線を走る。18年12月期は営業利益段階で前期比7%増の9億1800万円を見込むが第1四半期(1-3月)時点の営業利益は3億7100万円で対通期進捗率は40%に達しており、上振れが有力視されている。

■セキュアヴェ <3042>  1,372円 (+94円、+7.4%)

 セキュアヴェイル <3042> [JQG]が大幅高で3連騰、25日移動平均線を上に抜け上値指向を再び強めている。サイバー攻撃への対応は安倍政権でも国策として推進、つれてサイバーセキュリティーサービスの市場が加速的に拡大している。あらゆるものをオンライン化するIoTの普及で、サイバー攻撃が我々のリアルな日常に及ぼす脅威が高まっているほか、NEM(ネム)の不正流出が社会的問題となった仮想通貨分野などでも信頼確保のためのセキュリティー対策が急務となっている。そのなか、ネットワーク監視業務を手掛け、クラウド向けセキュリティーサービスなどに展開する同社は関連有力株として市場の注目が集まっている。ハードを一括納入するのではなく、継続性のある監視システムを展開していることで、一度受注すれば中期的な業績寄与につながる。会社側でも「(サイバーセキュリティーは)官主導であり民間ではまだそれほど危機感はないが、これから当社にも需要が来るとみている」とし、来20年3月期以降に業績の伸びが加速する可能性を示唆している。

■ホットリンク <3680>  982円 (+66円、+7.2%)

 ホットリンク <3680> [東証M]が続急伸。前日に10%を超える上昇をみせるなど急動意、28日は悪地合いのなか目先筋の利益確定売りが出たが、それを吸収して上値指向を維持する強さをみせた。機械学習や深層学習などを使ったビッグデータ解析ツールを武器に、顧客ニーズを取り込んでいる。また、ボット機能を活用した販促支援サービスなどにも期待が大きく、足もとの収益も好調に推移している。

■ソレイジア <4597>  319円 (+20円、+6.7%)

 ソレイジア・ファーマ <4597> [東証M]が急伸。27日の取引終了後、中国の医薬品規制管轄機関である中国国家医薬品監督管理局(CNDA)の直属機関である医薬品審査評価センター(CDE)から、開発品SP-01(海外販売名「Sancuso」)の新薬承認にかかるCDEでの審査完了と、CNDAへの承認上程について通知を受けたと発表しており、これを好材料視した買いが入った。SP-01は、抗悪性腫瘍薬投与に伴う悪心・嘔吐を適応症とするグラニセトロン経皮吸収型製剤として開発している製品。同社では今後、CNDAでの事務手続きを経て当局の承認に至るものと想定しているという。

■ジェイテック <2479>  227円 (+14円、+6.6%)

 ジェイテック <2479> [JQG]が急伸。設計・開発分野を中心とする技術者派遣で、自動車メーカーやIT業界向けの高水準の求人需要を取り込むことに成功している。技術職知財リースサービスを顧客にタイムリーに提供できることなどを強みとし、19年3月期最終利益は子会社の減損損失がなくなり前期比2.4倍の高変化を見込む。

■ソフトフロン <2321>  164円 (+10円、+6.5%)

 ソフトフロントホールディングス <2321> [JQG]が続急伸。前日に底入れ反転となり7%近い上昇をみせていたが、28日も大きく水準を切り上げ戻り足加速。株価が100円台と低位に位置することもあって個人投資家など短期資金の参戦を誘った。同社は27日、業務の自動化を実現する自然会話AIロボット技術「commubo(コミュボ)」のウェブサイトを開設したことを発表。また、commuboのデモ動画を公開しており、これが株価を強く刺激する格好となった。

■日本新薬 <4516>  6,800円 (+390円、+6.1%)

 東証1部の上昇率6位。日本新薬 <4516> が続急伸。28日朝、米ニューオーリンズで開催中の「2018 New Directions in Biology and Disease of Skeletal Muscle Conference」において、米国とカナダで実施中のデュシェンヌ型筋ジストロフィー治療薬「NS-065/NCNP-01」の第2相試験、日本国内で実施した「NS-065/NCNP-01」の第1/2相試験で同治療薬の有用性を示す結果を発表したことが買い材料視された。デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)は生命を脅かす進行性の筋疾患で、筋肉内のジストロフィン蛋白の欠損が原因で起こる疾患。両治験でDMD治療薬「NS-065/NCNP-01」が筋肉内ジストロフィン蛋白を発現したことを確認できたと報告した。DMD治療薬として「エクソン53スキッピング薬」があるが、治療対象となる遺伝子変異を持つDMD患者は全体の8%といわれている。新たな治療薬の開発につながる結果を好感する買いが向かった。

■USENHD <9418>  1,351円 (+76円、+6.0%)

 東証1部の上昇率7位。USEN-NEXT HOLDINGS <9418> が続伸し、新値追いとなっている。同社は28日、グループのUSENが館内で放送されるアナウンスを多言語表示できる「おもてなしキャスト」をリリースしたと発表。迷子や災害情報などのアナウンスが多言語表示できるのは国内初といい、今後の需要拡大が期待されているようだ。「おもてなしキャスト」は、インフォメーションでよく使用するフレーズや、防災センターで放送するアナウンスを多言語化することが可能。定時放送の音声はそのままでインバウンド・バリアフリー対応ができることから、同社では訪日外国人の多い宿泊施設、地下街・商店街のアナウンス・定時放送市場に展開するとしている。

■夢真HD <2362>  1,163円 (+57円、+5.2%)

 夢真ホールディングス <2362> [JQ]が5日ぶりに反発。27日の取引終了後、18年9月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。毎年9月30日時点で3単元(300株)以上を保有する株主を対象に、特設サイトで食品、電化製品、ギフト、旅行・体験および化粧品などと交換できる「株主優待ポイント」を、保有株数と継続保有期間に応じて3000~2万2000ポイント贈呈するという。

■石油資源 <1662>  2,892円 (+113円、+4.1%)

 石油資源開発 <1662> が大幅続伸。27日取引終了後、カナダ・オイルサンド拡張開発事業において、日量2万バレルでの安定生産操業に移行したと発表しており、業績への寄与に期待する買いが向かったようだ。同社は子会社JACOSを通じ、カナダ・アルバータ州ハンギングストーン鉱区で、オイルサンド層から採取される超重質油「ビチューメン」の安定生産操業を目指し、2013年2月からオイルサンド拡張開発に着手した。今回、直近1ヵ月間の日量生産量の平均が2万バレルを超えたことから、安定生産操業へ移行したと判断するに至ったという。なお、今回の安定操業移行による19年3月期業績の変更はないとしている。

■弁護士COM <6027>  2,662円 (+80円、+3.1%)

 弁護士ドットコム <6027> [東証M]が大幅続伸。同社が27日に発表した「住宅アカデメイアと業務提携」が買い材料。住宅アカデメイア(東京都港区)と住宅建築などに関するクラウド契約サービスで業務提携。

■シダックス <4837>  451円 (+8円、+1.8%)

 シダックス <4837> [JQ]が3日続伸。27日大引け後、非開示だった19年3月期の連結経常損益は10億円の黒字(前期は13.8億円の赤字)に浮上する見通しとなったと発表しており、これを好材料視する買いが向かった。赤字が続いていたレストランカラオケ事業を手掛ける子会社シダックス・コミュニティーの株式売却による非連結化などにより利益率が改善する。今後は車両運行や施設管理などを受託する「トータルアウトソーシングサービス」に経営資源を集中する。併せて、従来未定としていた今期配当は15円実施する方針としたことも好感された。

■出光興産 <5019>  4,040円 (+60円、+1.5%)

 出光興産 <5019> が続伸。前日に昭和シェル石油 <5002> との経営統合が19年春にも実現する見通しとなったことが報道され株価が急伸したが、28日も買い優勢の展開となった。両社は来年4月に新会社を設立する見込みで、株式交換での合併が有力とも伝えられている。この報道に対して、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は27日、両社の経営統合は出光興産の株価にとり「ポジティブな印象」と指摘。石油セクターにとっても、両社が経営統合する場合、中長期的に製油所の能力削減が実施される可能性がありポジティブとみている。

■石垣食品 <2901>  163円 (+2円、+1.2%)

 石垣食品 <2901> [JQ]が反発。東証は28日、同社株を上場廃止に係る猶予期間から解除すると発表。これが買い手掛かりとなったようだ。解除理由は、同社が提出した有価証券報告書で、18年3月期の営業利益および営業活動によるキャッシュフローの額が負でないことが確認されたためとしている。

※28日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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