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【材料】<動意株・27日>(大引け)=ガンホー、免疫生物研究所、トリドールなど

ガンホー <日足> 「株探」多機能チャートより
 ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>=後場急伸。この日正午ごろ、レベルファイブ(福岡市中央区)とのスマートフォン向け共同開発タイトル「妖怪ウォッチワールド」をリリースしたと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同アプリは、「妖怪ウォッチ」5週年を記念した開発したタイトルで、GPSを使って全国に放たれた妖怪を仲間にしていく妖怪探索位置ゲーム。米グーグルがマップAPIやサーバーで開発協力しており、日本の各地に出現する妖怪を探しバトルするという内容だという。

 免疫生物研究所<4570>=後場ストップ高。同社はきょう正午に、子会社のネオシルク化粧品が第2四半期(7~9月)に、中国でネオシルクーヒト型コラーゲン配合化粧品「フレヴァンシリーズ」を発売すると発表。業績への寄与などが期待されているようだ。「フレヴァンシリーズ」の中国での販売は現地企業を通じて行い、現時点の受注は6製品合計で約4万個だとしている。なお、ネオシルク化粧品は19年3月期に営業黒字転換を見込んでおり、来期以降は営業利益の大幅増を目指すとしている。

 トリドールホールディングス<3397>=5日ぶりに急反発。同社はきょう、ハワイのローカルフード「ポケ」の飲食チェーン「ポケワークス」に出資すると発表。これを受け、将来性に期待した買いなどが流入しているようだ。「ポケワークス」は、2015年に米ニューヨーク州で第1号店をオープンし、現在は全米8州とカナダで19店舗を展開。同ブランドは米国内で多数メディアに取り上げられるなど注目度が高く、既に多くのフランチャイズ出店の申し込みを受けているといい、将来的には米国内400店舗の出店を目指している。

 ジャパンシステム<9758>=後場に入って一時急騰。同社はきょう、埼玉県所沢市のログインゲートウェイサーバによるID管理・リモート保守監視システムの構築・導入を支援すると発表。これが株価を刺激しているようだ。所沢市が導入するログインゲートウェイサーバは、ボスコ・テクノロジーズ(東京都港区)の「SMART Gateway(スマート・ゲートウェイ)」が採用され、ジャパンシステムの認定資格「SMART GATEWAY MASTER」を持った技術者がシステム環境の構築・導入を支援するという。

 日本オラクル<4716>=急反発。同社は26日の取引終了後に発表した18年5月期単独決算が、売上高1854億8100万円(前期比7.1%増)、営業利益560億900万円(同6.6%増)、純利益387億5100万円(同6.6%増)と7期連続で営業最高益を更新し、未定としていた年間配当を前の期比7円増の121円としたことが好感されている。通信、公共公益、製造の分野で複数の顧客から大型案件を受注しており、特にクラウドサービスの売り上げが伸長。また、データベース関連のライセンス契約販売も堅調だった。なお、19年5月期業績予想は1.0~5.0%増収、一株利益305~315円を見込んでいる。

 ロードスターキャピタル<3482>=急騰。同社は26日取引終了後、18年12月期の連結業績予想について、売上高を104億9800万円から105億8500万円(前期比20.4%増)へ、営業利益を18億1200万円から23億2500万円(同70.5%増)へ、純利益を9億円から12億6100万円(同58.8%増)へ上方修正したことが好感されている。コーポレートファンディング事業で、売却物件を入れ替えた影響があったことに加えて、複数物件において予想を上回る価格での売却が達成されたことが寄与した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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