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【市況】マザーズ指数は3日ぶり小幅反発、直近IPOメルカリが大幅に反発/マザーズ市況

マザーズ指数 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場は、25日の米国株下落などの外部環境の悪化を受け、マザーズ銘柄にも売りが波及した。ただ、直近で5日線を大きく下回ったことから自律反発を狙った買い戻しなども散見され、売り一巡後は引けにかけて小幅ながらプラスに転じた。とはいえ、米中貿易摩擦の行方は依然として不透明なだけに、個人投資家の投資マインドは改善しておらず、物色としては直近IPO銘柄や一部の材料株への物色にとどまった。なお、マザーズ指数は3日ぶり小幅反発、売買代金は概算で1043.38億円。騰落数は、値上がり125銘柄、値下がり125銘柄、変わらず5銘柄となった。
 売買代金上位銘柄では、5日ぶりの大幅反発となった直近IPOメルカリ<4385>、ZUU<4387>やライトアップ<6580>などが短期資金を集めた。そのほか、メタップス<6172>やPKSHA<3993>、サイバーダイン<7779>が堅調な推移となった。サイバーダインは、18年3月期の営業損益を6.59億円の赤字(前期実績6.97億円の赤字)と発表。主に医療用HAL及びHAL腰タイプの導入台数が増加したことに加え、研究開発費が前期比7.5%減少したことなどが奏功し、赤字幅を縮小させた。一方で、ALBERT<3906>やユナイテッド<2497>、サンバイオ<4592>はさえない展開。
《SK》

 提供:フィスコ

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