市場ニュース

戻る
 

【通貨】ビットコインは2019年までに1万ドル回復=米アナリスト予測【フィスコ・ビットコインニュース】


米国のアナリスト、トッド・ゴードン氏が22日、CNBCの番組において、「ビットコイン(BTC)は4,000ドルまで下がり、2019年までに10,000ドルまで回復する」と予測を発表した。同氏は市場分析と投資戦略情報を提供するサイト、トレーディング・アナリシス・ドット・コムの創設者である。

同氏によると、BTCは「美しい上昇トレンド」の最中にいるという。2017年12月に記録した最高値19,000ドルからの価格下落についても、2015年初には約300ドルだったBTCのそれ以降の価格上昇を踏まえると「取るに足りない」と語った。また、BTCのボラティリティの高さを強調。BTCは、「一週間で高値と底値の幅が20、30、40%開いたこともあった。今30%下落しても2週間で取り戻せる」として、現在の価格の下落は織り込み済みであることを伝えた。

仮想通貨市場はテクニカルに拠るところが大きいことから、テクニカルと市場心理を踏まえると、近い将来に損失を回復することができると強気な見方を示した。

日本国内では22日、金融庁が仮想通貨交換業6社に対し、内部管理体制の不備により業務改善命令を出したことを発表した。大手を含む、登録業者のずさんな運営が明らかになったことは世界的にも注目を集め、BTC価格は24日に5,826ドルを付けた。日本の健全な市場環境の整備は、各交換業者の今後の立て直しにかかってきている。

今回、業務改善命令を受けた6社すべてが加盟する自主規制団体である、日本仮想通貨交換業協会は22日、「業界の自律機能を確立するための準備を可及的速やかに進めている」とのコメントを発表している

《MT》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均