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【通貨】外為サマリー:一時109円30銭台に下落、米中貿易摩擦警戒で下値を探る展開に

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=109円44銭前後と前週末午後5時時点に比べ70銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=127円41銭前後と同90銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は朝方109円90銭前後で推移していたが、午前9時過ぎからドル売りが膨らみ午前11時頃に109円50銭前後へドル安・円高が進行。米ウォール・ストリート・ジャーナルはトランプ米大統領が中国による投資を制限する方針と報じたことが警戒されたが、午後に入ると一段と売りが膨らみ午後2時40分過ぎに109円37銭までドル安・円高が進んだ。目先の心理的な抵抗線とみられていた109円50銭を割り込んだことから、下値を探る展開となった格好だ。トランプ政権が打ち出す自動車関税などが警戒されており、今晩のニューヨーク市場の反応なども関心を集めている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1641ドル前後と同0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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