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【市況】後場の日経平均は184円安でスタート、三井住友やファーストリテなどがさえない/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 22508.40 (-184.64)
TOPIX  : 1740.06 (-10.57)

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は184円安からスタートしたが、その後再び弱含みとなっている。ランチタイムの225先物は22400円台でのもみ合いが続き、昼のバスケットはやや買い越しとの観測。円相場は1ドル=110.00円近辺で推移し、円高一服となっている。米中貿易摩擦への懸念などから前日の欧米株が下落し、東京市場でも売りが先行した。アジア市場では中国・上海総合指数が朝安後にプラスへ転じたが、足元では上げ一服となっている。

 個別では、トヨタ自<7203>などの自動車株やソフトバンクG<9984>、SUMCO<3436>の軟調ぶりが目立ち、その他では三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>などがさえない。任天堂<7974>は小安い。一方、レーティング引き上げ観測の昭電工<4004>が買われ、東海カーボ<5301>も堅調。JT<2914>やSMC<6273>はしっかり。業種別では、輸送用機器、鉱業、保険業が下落率上位で、その他も全般軟調。水産・農林業と陸運業のみプラスとなっている。
《HH》

 提供:フィスコ

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