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【材料】<注目銘柄>=大盛工、水道管老朽化対策工事の需要増に期待

大盛工業 <日足> 「株探」多機能チャートより
 大盛工業<1844>は、上下水道工事を中心とした建設事業を主力とし東京が地盤。18日に発生した大阪北部地震をきっかけに水道管などの老朽化問題がクローズアップされるなか、同様の問題を抱える都内でも下水道管の構築工事や豪雨対策としての道路冠水対策工事などの需要がさらに高まることが予想される。

 足もと業績は好調で、6月8日には18年7月期通期の連結営業利益見通しを、従来の2億4300万円から4億1400万円(前期比74.4%増)に上方修正。採算性の良い上下水道の選別受注を進めているほか、建設事業の完成工事で施工方法を収益性の高い推進工事施工に変更したことが寄与する。

 また、テクニカル面では、25日移動平均線が75日移動平均線を上回るゴールデンクロスを実現したことに注目。PER13倍弱、PBR1.0倍台と割高感はなく、まずは年初来高値328円を目指す展開に期待したい。(参)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年06月21日 11時59分

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