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【市況】米国株見通し:アジア・欧州株反発や原油高の流れに乗り買い先行か

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物  2773.25(+7.00) (17:45現在)
ナスダック100先物  7269.00(+16.75) (17:45現在)


 17時45分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小幅高で推移。NYダウ先物も95ドル高程度で推移している。欧州株式市場は全面高。時間外取引のNY原油先物は0.50ドルほど上昇。こうした流れを受け、20日の米株式市場は買い戻し先行で始まるとみられる。


 米中貿易戦争への懸念が引き続き重しになるが、中国当局の景気下支え策に対する期待感から上海総合指数が反発、アジア株も反発し、今のところ欧州株高につながっており、米国株も買いの流れの乗るとみられる。また、NY原油先物については、全米石油協会(API)の週間統計で国内全体の原油在庫が大きく減少、「湾岸産油国が増産の必要性で合意に至らなかった」との報道もみられ、買い戻しが見込まれる。本日発表となる米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)でも在庫減少が予想されている。


 本日発表となる米経済指標は、1-3月期経常収支と5月中古住宅販売件数。中古住宅販売件数は前回の伸び上回るとの予想だが、最近発表の住宅関連指標はやや低調気味であり、下振れする可能性に注意か。

《KK》

 提供:フィスコ

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