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【市況】個別銘柄戦略:ファンケルやエニグモに注目

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

19日の米国市場では、NYダウが287.26ドル安の24700.21と6日続落。ナスダック総合指数が21.44pt安の7725.59、シカゴ日経225先物が大証比30円高の22210円。為替が1ドル=110円台の円安方向に戻したことから、本日の東京市場は米国株安を嫌気した売りと円相場の軟化を受けた買い戻しが交錯しよう。ただ、トランプ米大統領が仕掛ける貿易戦争の激化に対する懸念は強く、昨日に売られた輸出株や素材株が反発しても戻りは限られよう。米国株の下落で海外機関投資家の保有が多い好業績の大型銘柄には売りが予想されるため、幕間つなぎ的に大阪北部地震後のインフラ復旧で活躍が期待される小型建設株に短期売買資金が流れる可能性がある。新興市場では、昨日に上場したメルカリ<4385>の乱高下が見込まれる。一方、他銘柄には買いが波及しにくく、新興市場全体では、さえない展開が予想される。格上げや目標株価の引き上げが観測されているエニグモ<3665>、ファンケル<4921>、特殊陶<5334>、スタンレー電気<6923>、ローム<6963>、スズキ<7269>、SUBARU<7270>、ヤマトHD<9064>などに注目。
《US》

 提供:フィスコ

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