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【材料】トーシンが年初来安値を更新、新型iPhone予想を下回り18年4月期業績は計画未達

トーシン <日足> 「株探」多機能チャートより
 トーシン<9444>が続落し年初来安値を更新している。14日の取引終了後に発表した18年4月期連結決算が、売上高266億8100万円(前の期比1.7%増)、営業利益4億7800万円(同9.6%増)、純利益1億4200万円(同43.2%減)となり、従来予想の営業利益5億4200万円を下回って着地したことが嫌気されている。

 昨年9月に販売が開始された「iPhone8」や、11月に販売が開始された「iPhoneX」の販売台数が予想を下回ったことが響いた。また、昨年3月に格安スマートフォン業界への参入を目的として、プラスワン・マーケティングへ1億8000万円の出資をしたが、プラスワン・マーケティングが12月に民事再生手続きを開始したため、出資した株式を投資有価証券評価損として計上したことも最終利益を押し下げた。

 なお、19年4月期業績予想は、現時点で合理的な算定が困難であるとして非開示としている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年06月15日 14時18分

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