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【市況】日経平均は3日続伸、FOMC結果を先取りして円安進むが/後場の投資戦略


日経平均 : 22934.58 (+56.23)
TOPIX  : 1798.61 (+5.79)

[後場の投資戦略]

 足元の堅調な米経済情勢を受けて、今回のFOMC結果では年4回の利上げシナリオについて「明示こそされないものの、その可能性が否定されることもない」といったところが市場のコンセンサスと思われる。円売り・ドル買いの動きはこれを反映したものだろう。インフレ見通しの引き上げなどは想定内であり、それ以上のタカ派姿勢が見られなければ一段の円安・株高進行は期待しにくい。後場は為替動向睨みの相場展開となるだろうが、FOMC後の短期的な材料出尽くしといった反応も想定しておく必要がある。

 新興市場ではマザーズ指数が前日終値を挟んだもみ合いとなっている。前日から大型IPO(新規株式公開)のブックビルディング通過による資金還流が見られるものの、個人投資家としてもFOMC後の相場全体の方向を見極めたいとの思惑が強いだろう。積極的な上値追いは手掛けづらく、材料性の強い銘柄や高値警戒感の乏しい銘柄に資金が向かいやすいと考えられる。(小林大純)
《AK》

 提供:フィスコ

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