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【材料】HISは続落、4月中間期は本業好調も最終利益31%減

HIS <日足> 「株探」多機能チャートより
 エイチ・アイ・エス<9603>は続落している。5月31日取引終了後に発表した第2四半期累計(17年11月~18年4月)連結決算が、売上高3412億4700万円(前年同期比25.5%増)、営業利益76億2300万円(同22.1%増)、純利益は35億5500万円(同31.3%減)となり、大幅最終減益となったことが嫌気されている。

 日本発海外旅行で欧州が回復基調にあることに加え、訪日旅行事業で旧正月や花見シーズンに合わせた商材を強化したことで旅行事業が好調に推移。海外現地法人の新規連結効果や、ホテル事業で前期に子会社化した台湾のグリーンワールドホテルグループの貢献もあり本業である営業利益は大幅増益となったが、前年にドル建て資産に関わる為替差益を計上した反動で営業外損益が悪化した。

 なお、18年10月期通期業績予想は、売上高7200億円(前期比18.8%増)、営業利益173億円(同8.7%増)、純利益91億円(同31.4%減)の従来見通しを据え置いている。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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