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【経済】ドル円は110円台回復か、米長期金利や米朝首脳会談の動向をチェック 住信SBIネット銀行(三井智映子)

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは。フィスコリサーチレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポート」です。

先週は、米中貿易摩擦への懸念は継続、米朝首脳会談がどうなるか危うくなって北朝鮮リスクが意識されたり、米国が輸入自動車に追加関税検討していると報じられたり、一言で言うとトランプリスクと言った一週間だったようにお感じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

為替の値動きも気になりますよね。主要6通貨に対するドル指数.DXYが昨年11月半ば以来の水準に上昇しました。イタリアとスペインの政治懸念からユーロが下落していることや、米朝首脳会談の中止でリスク回避となった流れが、米朝首脳会談予定通り行う方向と報じられたことで北朝鮮情勢を巡る地政学リスクが一服したことなどがドル高につながったようです。

ユーロではイタリア国債利回りが上昇したことや、スペインのラホイ首相に対する不信任決議が提出されて政局への先行き不透明感が台頭し、リスクプレミアムは高まり、ユーロは売られております。また、英ポンドも、英国のメイ首相がEU離脱後にEU間税同盟からも脱退する方針をあらためて示したことで英経済への懸念から下げているようです。

さて今週のマーケットはどうなるのか?チェックすべきポイントについて住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」を見てまいりましょう。

まずレポートでは、『今週は月末・月初を挟んだ需給が、為替市場に影響を及ぼす可能性に注意しながらも、トランプ政権の対北朝鮮に対する対応が注目されます』と伝えています。

トランプ米大統領は26日、米ホワイトハウスで記者団に対し、一度中止を発表した米朝首脳会談について、「とても順調に進んでいることに言及したい」と述べ、「我々は6月12日のシンガポールでの開催を見据えている。その予定は変えていない」と、当初の予定通りに開催をめざす方針を明らかにしています。これについてレポートでは、『先週、米朝首脳会談の延期・中止に言及したトランプ大統領の発言で地政学リスクが再燃した流れが一変したことから、今週は米朝会談に向けた前向きな動きが活発化する可能性があり両国の動きが注目されます』との見解を伝えています。

また、引き続きドル円の動きも押さえておきましょう。110円台を回復するのか、経済指標や米長期金利の動向を注視したいところです。レポートでは、『前週公表された5月FOMC議事要旨では利上げを急がない姿勢が確認されたものの、今週の米個人消費支出コアデフレーターや雇用統計の時間給賃金などインフレ指標の結果次第では米10年債利回りが再び3.0%台を回復する可能性もあり、先週24日の108円96銭が当面の下値として確認されることになればドル/円も110円台を回復し、110円台前半の200日移動平均線を回復するかもしれません』と伝えています。

そして、『今週のFRB高官の講演をはじめ今週のベージュブックや1-3月期GDP改訂値なども含め米債券市場の動向が注目されます。そのほか、南アランドなど新興国通貨の動向にも引き続き注意が必要です』とレポートでは分析していますので、参考にしてみてください。今週も頑張ってまいりましょう!

上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《DM》

 提供:フィスコ
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