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【市況】東京株式(前引け)=欧州株安と円高を嫌気して大幅反落

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 29日前引けの日経平均株価は前営業日比235円86銭安の2万2245円23銭と大幅反落。前場の東証1部の売買高概算は6億9087万株、売買代金概算は9524億4000万円。値上がり銘柄数は322、対して値下がり銘柄数は1675、変わらずは68銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は前日の欧州株安を受けてリスク回避の売りに押された。外国為替市場で対ドル、対ユーロともに円高に振れたことも主力株中心に買い手控え要因となった。株価指数先物への売りが現物株市場の下げを助長する形となり、日経平均は200円を超える下げを余儀なくされた。市場参加者不足から売買代金も1兆円を下回るなど低調。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>、東京エレクトロン<8035>などが売られ、ジャパンディスプレイ<6740>も値を下げた。ファーストリテイリング<9983>が下落、トヨタ自動車<7203>、信越化学工業<4063>なども安い。半面、東海カーボン<5301>が買われ、任天堂<7974>も堅調。花王<4452>も買い優勢だった。沢藤電機<6901>が一時ストップ高に買われ、保土谷化学工業<4112>、平田機工<6258>なども値を飛ばした。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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