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【注目】前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

しまむら <日足> 「株探」多機能チャートより

■しまむら <8227>  11,790円 (-720円、-5.8%)

 東証1部の下落率8位。しまむら <8227> が大幅反落で年初来安値を更新。23日の取引終了後に発表した5月度(4月21日-5月20日)の月次売上速報で、既存店売上高が前年同月比7.7%減と2ヵ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。ゴールデンウイークや母の日の販促を強化したものの、ゴールデンウイーク以降の寒波による大雨や低温の影響で夏物の販売が伸び悩み前年実績を下回った。なお、全店売上高は5.3%減だった。

■トヨタ <7203>  7,208円 (-227円、-3.1%)

 トヨタ自動車 <7203> 、ホンダ <7267> など自動車株が売られた。米長期金利の低下を受け、外国為替市場では1ドル=110円台を割り込む円高に振れていることで輸出採算改善に対する期待が後退、また米政権が乗用車の関税を最大25%に引き上げることを検討していると伝わったことが、株価にネガティブに働いた。

■三菱UFJ <8306>  699.3円 (-13.7円、-1.9%)

 三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> 、第一生命ホールディングス <8750> などが下値を探る展開となった。米国では注目されていたFOMCの議事要旨公表を受け利上げ加速に対する懸念が和らぎ、23日の米10年債利回りは2.99%台まで下落。これを受けて、メガバンクや大手生保は米国事業における利ザヤ拡大期待が後退し、株価の売り圧力に反映された。

※24日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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