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【市況】後場の日経平均は243円安でスタート、ファーストリテやファナックが重石に/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 22445.93 (-243.81)
TOPIX  : 1779.15 (-18.16)

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は概ね前引け値水準の22445.93円で始まった。ランチタイムの225先物は現物前引け値水準の22440円処から22470円処へ一旦戻りを試した後、22430円処へ再び弱含む展開だった。ドル円相場は午前に1ドル=109円44銭まで下押した後、戻りを試す動きを見せたが、日本株市場が軟調なため、リスク回避の動きが根強く、円高方向へやや振れやすい状況にあるようだ。米国政府が自動車・同部品に追加関税を課す輸入制限を検討中と伝えられため、貿易摩擦と日本の輸出産業の先行きに対する不安が継続し、リスク回避的なドル安円高の動きも重なって、日本株市場の地合いは軟調なままとなっている。

 後場の寄付状況をみると、セクターでは輸送機器、機械、電気機器、非鉄、鉄鋼が軟調な一方、底堅いのは医薬品と陸運の2業種にとどまっている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>が重石となっている一方、中外製薬<4519>、NTTデータ<9613>、大塚HD<4578>が牽引役となっている。売買代金上位では任天堂<7974>、 トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>が軟調。
《HH》

 提供:フィスコ

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