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【材料】加藤製作は続伸、中国などアジア向けの建機好調が業績を牽引

加藤製 <日足> 「株探」多機能チャートより
 加藤製作所<6390>は続伸し、3000円台を回復してきた。株価指標面では、PER12倍台、PBR0.6倍台と依然として割安水準にある。決算発表翌日の15日に一時、3110円まで買い進まれたあと、小幅な調整場面となっていたが、反転上昇の兆しをみせている。

 同社が14日に発表した19年3月期通期の連結業績予想は、売上高900億円(前期比3.5%増)、経常利益45億円(同85.0%増)、純利益28億円(同7.7%減)を見込み、年間配当は前期比15円増の95円を予定している。

 国内では、大都市圏での建設投資好調を受けて、クレーン・ショベルともに前年並みの需要を見込む。一方、海外では中国でのショベル需要の増加に加えて、アジア向けクレーンや北米向けクローラキャリア(不整地運搬車)需要の増加が見込まれ、これらが業績を牽引する見通しだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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