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【市況】<マ-ケット日報> 2018年5月21日

 週明けの市場は日経平均が3日続伸。終値は前週末比72円高の2万3002円で、2月2日以来の2万3000円台回復となった。18日までの米中貿易協議で中国が対米輸入拡大で合意したとの一部報道が買い材料となった。米株価指数先物も時間外で上昇。円相場も1ドル=111円台まで下落している。一方、商いは低調で東証1部の売買代金は1カ月ぶりの低水準。実需の少なさが勢いの乏しさにつながっている。

 前週末の米国市場は米中貿易交渉の行方を見極めたいとして相場は膠着。ダウ平均は小反発したが上げ幅はわずか1ドルという動意の乏しさだった。米中貿易交渉を巡って合意の道筋が見えていないが、中国側がある程度折れるとの見方が優勢で、中国売上高比率の大きいボーイング、キャタピラーなどが上昇。この2銘柄でダウ平均を60ドルほど押し上げた。一方、S&P500種やナスダック指数は週末ということもあって買いが広がらず小幅続落となっている。

 さて、東京市場は米国の取引時間中にはなかった米中貿易協議の大筋合意を受けて輸出株中心に上昇。合意内容に具体性はなかったものの、米中貿易摩擦がいったん中断したことに安心感が広がった。中国上海株、シカゴ24時間先物取引システム(GLOBEX)の米株先物もそれぞれ上昇。市場は米国発の貿易問題を目先的にクリアしつつある。足元では円安が着々と進行しており、2万3000円台で日経平均をサポートする形となりそうだ。(ストック・データバンク 編集部)
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